8月11日は国民の祝日・山の日。お陰様でこの週末は3連休となり、我が家の新倉庫建築も一気に進められるぞ…と楽しみにしていました。
しかし、話はそう簡単に運ばないもの。日本の南海上には台風10号が居座っていて、どうやら今週中には日本列島に近づいてきそうな情勢です。もっとも、それはいずれあることだとわかってはいましたから、どう対応するのかは考えていました。
ここまでの作業で、壁枠が立ち上がるところまでは来ていました。次は、本来なら壁枠に合板を打ち付けて壁を完成させていくことになり、私もやる気満々だったのですが、家族からは、壁を作ってしまうと風を受け止めることになってしまい、台風の暴風には耐えきれないのでは?と反対されました。
私も改めて考えてみたわけですが、壁を完成させた上で台風を受け止めるためには、屋根もドアもしっかり閉じて…というところまで作業を進めなくてはなりません。13日以降は地元の夏祭りが始まり、倉庫づくりに集中できないことも考えると、実現はまず不可能。壁を完成させるのはあきらめました。
とはいえ、何もしないのでは先に進めませんし、台風に耐えられる強度も確保しておく必要があります。そこで、今回は屋根枠を先に組んでいくことにしました。四方の壁ができた上に蓋をすることで、強度をさらに確保できるだろう…と踏んだわけです。
屋根は、10%勾配の片流れとしました。旧倉庫はオシャレな切妻屋根だったのですが、あえてシンプルな形としたのは、屋根の上にデッキを載せたい…という野望があるから。とはいえ、単に真っ平らに蓋をしてしまうと水が溜まってしまいかねませんから、最低限の傾斜はつけておきます。あまり急傾斜にしてしまうと、デッキの高さもそれにつられて上がってしまい、登るのがタイヘンになってしまいます。
ただ、この設計だと、約10度という何とも微妙な角度で材料を切らなくてはならないのですが、ココで大活躍したのが、弟から借りてきてある丸ノコ用のガイド定規。こうした困難な局面でこそ、コイツは本領を発揮します。
見事に同じ角度、同じ長さで、必要な数の材料を切り揃えることができました。
出来上がった部材は、下である程度組み立ててから↓
壁の上に載せて固定していきます。既にこの段階で地上2mを超える高所での作業になっていますから、できることは地面で片付けた方が楽ですし、加工精度も確保できます。
3方向に屋根を載せるための傾斜を付けた壁を取り付け(いちばん低い西側だけは壁を継ぎ足しませんからね)、最上段と最下段の桁を取り付けたところで、日が沈み暗くなってきたので作業は終了。続きは翌日としました。
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