「屋根枠から作ります (1)」の翌日。朝食を済ませてから材料を買いに出かけ、早速作業の続きに入りました。まずは、立ち上げた壁の上に、切り揃えた2×4材の桁を渡していきます。
この桁の両側の木口に1×4材を取り付け、 1×4材の飛び出した両端に2×4材を挟み込む…という形で、桁を起点にして屋根枠を組んでいきました。
枠の大きさは、2mのスギの野地板がすっぽりと収まるサイズで調整しておきました。野地板は、継ぎ目をずらしながら二重に敷き並べます。その上に防水シートを重ね、屋根材を張っていくことで、雨漏りを防ぐ計画です。
壁や階段との位置関係で、1×4材に斜めに切り欠きを入れる必要がありました。これだけ複雑な形状だと、丸ノコで切るわけにもいきません。
これから後にも、こうした複雑な切断作業が出てくることがわかっていますから、ジグソーを買ってありました。今回は手鋸で切ってみても良かったのですが、せっかくなので、ここで試運転してみることにしました。
ちょっと切り込みすぎてしまった部分もありますが、全体的な仕上がりはまあまあでした。ちなみに、ジグソーでの切断でも、直線で任意の角度に切り込みたいときには、丸ノコ同様にガイド定規が使えます。
無事屋根枠が完成しました。脚立に乗りながらの作業は、さすがに少々疲れましたね。高い場所自体は苦手ではないつもりなのですが、落下したらケガにつながりますから、緊張感が続きます。
これで、1階部分の枠組は出来上がったことになります。倉庫の外観がシルエットとして明確にイメージできるようになりました。自然に気分は上がってきますね。
とはいえ、このままだと想定している強度は全然確保できていません。台風への対策として、壁には応急処置で何カ所か筋交いを入れておきました。これが入るだけで、手で押しても全く変形しなくなります。安定感は段違いです。
とりあえず、この状態で台風10号に立ち向かうことになります。無事に過ぎ去ってくれることを祈りましょう。もっとも、これで台風が来て壊れてしまうようでは、そもそも倉庫の設計自体が全然ダメ…ということですから、作戦を練り直すだけの話ですが。
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