このところ週末のたびに取り組んでいる、我が家の新しい倉庫づくりのお話。先週末に全体が傾いていたのを直しておいたわけですが、その後1週間、ふたたび傾きが増すようなことはなく、どうやら落ち着いてくれたようです。
というわけで、この週末は作業の続きにとりかかりました。お盆前の週末は壁枠と屋根枠を組み立て、建物の形が立ち上げてあったところでした。次は壁枠に合板を張っていく作業に入ります。
早速、ホームセンターに出掛けて合板を買ってきました。枠組壁構法では、この合板は単に壁の下地として機能するだけではなく、壁枠と共に建物全体を支える重要な役割を持つため、「構造用合板」と呼ばれるガッチリしたものを使います。
私が買ってきた合板は、国産ヒノキを材料に使い、静岡県内の合板工場で作られたものです。地元に近いところで作られているのなら、それを使うのはごく自然なことのはずなのですが、こと木材については「地産地消」へのハードルが意外に高かったりします。輸入材よりも価格が高かったり、合板の場合はそもそもホームセンターの店頭に並んでいなかったり…。
壁枠は、極力合板をそのまま取り付けられるように設計し作ってあるわけですが、それでも刻まなくてはならない部分は相当たくさんあります。まずは、コンクリートブロックの上に合板を載せて仮設の作業台を作り、ここで合板を丸ノコで切っていきました。
窓のくり抜きや階段まわりなど、複雑に切り込むところではジグソーにも働いてもらいました。
次は、合板を壁枠に取り付けていきます。今回の作り方の場合、ここで壁枠が歪んでいたら強引に合板の直角に合わせて修正していく…ということになるのですが、幸いそうしなくてはならない場面は全くありませんでした。
枠組壁構法ですから、合板は壁枠にしっかりと結合させなくてはなりません。壁枠に沿って、10~20cmくらいの間隔でコーススレッドを打ち込みます。今日だけで300本以上は打ち込んだでしょうか。さすがにちょっと手が痛いです(苦笑)。
屋根のすぐ下と階段周り以外には無事合板の取り付けが終わり、「壁」が出来上がりました。構造は実に強固。もう手で押したくらいではびくともしません。
さあ、片付けようか…と思ったそのときに、スマホから豪雨予報が飛んできました。ここで濡れてしまうのも辛いので、ブルーシートを掛けて養生しておきました。
スギやヒノキの野地板で余っていたものを屋根枠へ仮にはめ込んで、その下にこれから使う合板などの資材を入れておきました。まだ建築中ではありますが、倉庫としての初仕事です(笑)。
天気予報によると、週明けからまた雨の日がありそうなので、できればこの週末中には屋根にも板を張り、防水シートで覆うところまではたどり着きたいところです。壁の合板は加工がややこしいところばかり残っていますし、先に屋根を仕上げた方が良いかも知れませんね。
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