我が家の「ブラックパール号」ことステップワゴンスパーダは、来月で購入から3周年を迎えます。この週末は、近所のホンダのディーラーに出掛けて、初の車検を受けました。
ここまでの通算走行距離は41,831km。ひと月あたりに換算すると、約1,200kmを走っていることになります。このクルマに乗り始めてから、明らかにそれ以前よりも走行距離が伸びています。特にコレという理由は思いつかないのですが、結婚して、子どもが生まれ、成長していく…という中で、ライフスタイルの変化につながっているという面はあるのでしょう。最近、もみあげあたりに白髪が増えてきたことに気付いたワタシ。間違いなく、もう若くはありません(苦笑)。
…というのはともかく、そもそも車検というのは、クルマが法律上の様々な保安基準に適合して安全に乗れるかどうかを、定期的に検査して登録するもの。「自動車検査登録制度」の略で、いわゆる「車検」は、この制度上の自動車検査証(これも「車検証」と略されますが)の期限が切れる前に期限を延長するための、「継続検査」のことを指しているのが普通です。
その継続検査では、自動車が安全に運行できる状態になっているかどうかを、様々な角度から確認します。問題がある要素については調整したり、部品を交換したりして、基準を満たせる状態に持って行けるようにします。
ブラックパール号の場合、半年前の点検で問題になりそうなことが指摘されていたタイヤについてはあらかじめ交換してありましたから、これは全く問題なし。あとはエンジンオイルとフィルター、ブレーキオイルの交換あたりでOKとなりました。他にもエアコンフィルターの交換や下回りの防錆塗装など、オススメされた整備はひととおりしておくことにしました。
あとは、ディーラーが登録事務を代行する手数料、自賠責保険や自動車重量税といったいわゆる諸費用もお支払いして、合計10万円を超える出費となりました。金額的な負担は大きいのですが、これを通らなくてはマイカーに乗り続けられないのですから仕方ありません。
残価設定クレジットで購入しているブラックパール号は、2年後の契約期間満了までに、ホンダさんにお返しするか、残存価値分をお支払いして買い取るか(これを再度分割払いにすることもありますが)、身の振り方を決めなくてはなりません。
以前から、営業のYさんとこのあたりの相談は度々しているところです。1回目の車検を通して、期限となる満5年を迎える段階まで来ると、新車に乗り換える人と買い取りを選ぶ人の割合はほぼ半々くらいなのだとか。これに、期間満了前に乗り換えてしまう人を含めると、乗り換え派の方が多数派となるわけですね。
現在のブラックパール号の働きには十分満足しています。現在のところ、日産セレナやトヨタの5ナンバーギリギリ3兄弟と見比べても、我が家にとっての最良の選択がステップワゴンである状況は変わっていないと思います。
乗り換えるとしたら、これを明らかに上回る魅力を持つクルマが、あと2年以内に登場する…というシナリオが考えられます。そうでなければ、おそらく乗り続けることになるでしょう。少なくとも現時点では、パワートレインがハイブリッド仕様になっただけでは、そこまでの魅力はないという判断をしたわけです。
現行のステップワゴンがデビューしてから5年少々。ハイブリッド仕様が追加されたマイナーチェンジから2年が経ちました。近年は、登場から3年でマイナーチェンジ、6年でフルモデルチェンジ…という流れが多いようで、このパターンに沿うのなら、来年あたりにはステップワゴンにもフルモデルチェンジの順番が回ってくる可能性はかなり高いでしょう。この「6代目のステップワゴン」(現行は5代目なんですね)を見極めたところで、私の選択は決まるだろうと思っています。
今後の人生、ライフステージという視点で考えると、こんな高級な車を買い換えられるチャンスは、もう何度も巡ってくるわけではありません。そんなことも念頭に置きながら、長い付き合いができる良いクルマを選びたいと思っています。
今回の車検では、代車としてN-BOXを貸していただきました。現在売れているホンダ車の3分の1を占めると言われるほどのベストセラーです。
軽自動車ですから、もちろんステップワゴンよりはずっと小さいのですが、4人が乗車するための十二分なスペースはあり、運転席周りの空間の余裕では、こちらの方が上回るのではないか?と思えるほどです。衝突軽減ブレーキや運転支援機能をパッケージしたHonda SENSINGは標準装備で、後発製品なだけにステップワゴンよりも充実している部分もあります。
妻の店のイベント出店のために、大量の荷物を積んで娘も連れて3人で出掛ける…というのが、現在の我が家のクルマの重要な用途の一つなのですが、それさえなければ、日常の足としてはこのクルマでも十分なのでは?と感じました。もっとも、ワタシとしては薪集めなどにも使えそうなN-VANや軽トラックの方が気になる存在なのですが、家族のクルマとしては不十分。それらが必要なときには、レンタカーで借りるという手もありますしね。
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