以前、「日曜大工」という言葉は「Sunday Carpenter」という英語の直訳らしい…という話をしたことがあります。今のところは、倉庫づくりのため日曜日の度に大工になりたい私なのですが、実際には休日でもやらなくてはならないことは他にいろいろあって、簡単に大工になれるわけでもなかったりします。
とはいえ、何とか時間はひねり出して、今週末も少しはこの「仕事」を進めることができました。給料が出るわけでもないのに、何を必死に頑張ってるのやら…という話もありますが、おカネをもらっていない自分のモノだからこそ真剣なのですよ、これは。
先日から、階段周りの雨漏りが気になっているところです。雨が降る度に、倉庫の中を見に行って雨漏りの状況をチェックしています。以前のように階段下が水浸しになることはなくなりましたが、どうやら階段の一番上、踊り場と母屋のつなぎ目になるあたりからは水が漏れることがあるようです。
このあたりを外側から見ると、板の継ぎ目が多く、どうしても水は漏りやすい部分です。特に、防水透湿シートやルーフィングとの間の隙間から、水が染みこんでいるところがありました。
そこで、ちょっと怪しいあたりは思いっきりシーリング材を盛って、隙間を塞いでおきました。この上から外壁のスギ板も張ってしまえば、ほぼ大丈夫になるのではないかと思います。
もうひとつ、この週末に済ませておきたかったのが、西側の壁に取り付ける予定の換気口まわりの加工。もうずいぶん前に、下地の合板には穴が空けてありましたが、外壁を張る段階になり、ようやく実際に部品を取り付けることになります。
今回、換気口には写真のようなステンレス製のフード付きで、中にたくさんの斜めの羽(ルーバー)と網がはめ込まれた部品を取り付けます。我が家でも換気口の多くには取り付けられているもので、ホームセンターなどでは「ガラリ」という名前で売られています。語源は英語のGrill(網)が訛った…等の説があるそうですが、「よーと」「ひーとん」などと同様に、何だか不思議な名前です。
外壁のスギの野地板は、ガラリがはめ込まれる部分に直径100mmの穴をジグソーでくり抜いておきました。「100mmのガラリ」とはいうものの、実際にはめ込む筒の外径は95mmほどしかないので、これで余裕を持ってハマります。
下見張りで張っている外壁は、垂直よりもやや上向きになっているわけですが、穴の大きさに余裕があるおかげか、ガラリは板に縁が密着する角度ですっぽり収まります。
とはいえ、継ぎ目の部分はシーリングで埋めておく必要があるでしょう。そもそも、このままの角度では雨が外から降り込みやすいのでは?という不安もあります。ダクトが水平か、外側がやや低いくらいの方が良いような気が…。
シーリング処理まで済ませてしまいたかったのですが、気がつけばあっという間に日が落ちて真っ暗に。今回の作業はここまでとしました。またシーリング材が固まっちゃうなぁ…出口に詰まったのを取り出すの、結構面倒なのに(涙)。
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