今日も、昨日に引き続いて新倉庫の建築工事。木を刻んで、組み合わせてきた作業も、もうすぐひと段落になります。
昨日の間に、幅180mmのスギ野地板を何本か、半分の90mm幅に切っておきました。丸ノコに平行定規をセットして切れば、意外に簡単に、正確に幅の揃った材が切り出せるのですが、2mの長さを屈んだ状態で何度も行ったり来たりするので、結構足腰に無理が掛かります。カラダは万全とはいえないので、このあたりの作業は慎重に行きたいと思います。
この細くした野地板2枚をL字型につなぎ合わせて、下見張りの壁のコーナーに取り付け、水の浸入防止とします。厚さ12mmの野地板を、直径がその3分の1近くある3.8mm、長さは51mmもあるコーススレッドで留めていきましたが、これは木工作業としてはかなり高い精度が要求されます。丁寧に下穴さえ空ければ大丈夫なのですが、やっぱり気を遣います。
このやり方で作業できそうか確認しておきたかったので、とりあえずこのL字型のパーツを2個作ってみましたが、ここで日没。残念ですが、続きは翌日としました。このスタイルで作業できそうな目途は立ったので、満足感はありました。
今朝は引き続いてコーナーを隠す作業。豆腐のような真四角のハコなら、シンプルに同じ長さのものを4組作って当てれば出来上がりなのですが、我が家のややこしい作りの倉庫ではそうは行きません。周りの他のパーツに合わせて、ジグソーで細かく切り込みを入れながら作業を進めました。
それでも、昼過ぎくらいまでには、壁の四隅の縁を隠し、さらに扉と窓の周囲にも同じ90mmの野地板で縁取りをするところまで出来上がりました。この縁取りが入るだけで、全体の印象がグッと締まった感じがします。
特に、これまでは「ちょっと小さすぎたかな?」と思っていた西側の小窓に、縁取りが入ったことで俄然存在感が出てきました。バランス的にも、ずいぶん見栄えが良くなった気がします。
作業の都合上、階段を取り付けていく前に、塗装を済ませておきたいところです。これが「木工事はひと段落」の意味。この後も、やらなくてはならない作業、やっていきたい野望はいろいろ残っています。
今日は幸い少し塗装の方にも入れたのですが…続きの報告はまた回を改めてにしましょう。
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