この週末は、土曜日・日曜日とそれぞれ出掛ける予定が入っていました。だからといって、倉庫づくりの歩みを止めるわけには行きません。今年も残すところ6週間と少し。このままでは今年のうちに家が片付きません。
先週末に塗装を済ませ、外の環境から大事な家財を守る倉庫としての基本性能は、とりあえず備えられたのかな?と思っています。今週も何度か雨が降りましたが、雨漏りは皆無でした。外観としては、残すところ階段を取り付けるのみとなっているわけですが、倉庫として稼働させるためには、先にやっておかなくてはならないことがあります。
現在、外観はほぼ出来上がった感がある倉庫ですが、内装の方は全くと言って良いほど手つかず。特に、床は基礎の上に張り付けた型枠用合板の「裏側」が剥き出しの状態です。このままで使えるのなら、別にそれでも構わないのでしょうけど、さすがに見た目が気になりますし、今後大量の荷物が放り込まれることを考えると、強度面も不安です。やはり床板を張ることにしました。
とはいえ、床板を張ろうにも倉庫の中身は資材や工具類、さらには一部先行して収納し始めた家財道具などでいっぱい。まずはこれらを運び出しました。
特に、2×4材や野地板の切れ端が大量に放り込んであったのが山になってしまい、途方に暮れます。「焚き付けにする」とは言ったものの、そのまま放り込むわけにも行かず、まだ刻む必要がありますし…。そもそも、接着剤を含む合板を燃やすわけには行きませんし、ACQ処理済の材や、シーリング材がこびり付いたものも取り除かなくてはなりません。
そして、床に溜まっているゴミくずを掃き掃除しました。合板表面(いや、裏面か)の毛羽立ちなども、取り除いておきます。
ホームセンターに行くと、床材はキレイな表面処理を施されたものがいろいろと売られていますが、あまりおカネを掛けられないので、例によってスギの野地板を利用します。ひと坪2,000円ほどで、市販床材の半額以下です。
とはいえ、さすがにそのまま使うのではあまりにもワイルドすぎます。今回は、サンダーを使って表面をやすり掛けして、平滑な表面を作っていきます。購入すれば使う機会はそこそこあるかも知れませんが、今回はホームセンターで借りてきました。2泊3日で500円ほど (サンドペーパーは別途自腹) で貸してもらえたので、買うよりはずいぶん安上がりです。
合板の下、根太が通っているところを狙って、釘で打ち付けていきます。もちろん普通の丸釘でも良いのでしょうけど、床用ということで「フロア釘」というモノを買ってきました。頭が通常の釘よりずっと細く、釘頭には凹みがあるので、上から棒を当てて奥に打ち込めます。
とはいえ、この形状は、通常のさね加工が入ったパネル材を張っていくときに、継ぎ目のところに打ち付けられるように作られているもの。よく考えてみると、ただの野地板を打ち付けていくなら全然意味がありません(汗)。とはいえ、せっかく買ってきたのでこれを使ってみましたが、打ちにくいばかりで全然良いことがありませんでしたね。
例によって丸ノコとジグソーを駆使して床の形に板を切り抜き、ほぼ隙間がない形で並べることができました。並べた状態で、釘を打つ前にサンダーを掛けておきました。ちょっと手間を掛けるだけで、手触りが一変します。これなら実用上も全然問題ありません。ただ、防水用に一応塗装はした方が良いかも。
釘を打ち始めてみたものの、あっという間に空が暗くなり始めました。外に出した資材を片付けなくてはならないので、途中まで打ったところで無念の撤収。とはいえ、外に運び出したときに軽く仕分けをしておいたおかげで、ずいぶんスッキリと片付けることができました。青いシートの中身はまだ分別前。改めて来週末以降にやっておきましょう。
日曜日は終日妻の店のイベント出店なので「SSK工務店」は休業。このままだと、完成は年内ギリギリまで掛かってしまうかも知れませんね。まあ、慌てて中途半端なものを作っても仕方ありません。丁寧に、行きましょう。
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