昨年末頃までには、ほぼ外回りは完成していた我が家の倉庫。昨年の総括では「家財を保管しておく…という倉庫本来の役目については、とりあえず復旧させることができました」などと偉そうに書いていましたが、その割には、未だに庭はあまり片付いていなかったりします。
その後雨漏りなどは皆無で、器としての雨風から守る性能は十分。しかし、実はハコが出来上がるだけでは不十分だったりします。雑多なモノを効率よく収納できるようにするには、中身がどんな作りになっているかが肝心です。
チェーンソーや斧などの薪割り関連の道具、丸ノコやジグソーなどの工具類、妻の店のイベントのときに使うタープテントやテーブルなどの什器といったところが、既に倉庫の中に入っています。倉庫を建てた残りの資材もまだ結構残っています。作りたいモノはまだまだありますしね。
階段の下は、もともとあまり広くない空間ということもあり、それなりに無駄なくモノが収まっていると思うのですが、↓
屋根が高い東側や南側は、まだまだこれから。床にモノを並べるだけでは、あっという間に埋まってしまいます。小さなモノ、背が低いモノも結構多いところで、上下方向にもっと空間を有効利用できる仕掛けが必要です。
先週基礎だけ並べた薪小屋新1号館の続きも気にはなるのですが、まずはちょっと内装の方に手を入れて、倉庫を片付けることにしました。実は、娘の学校の家庭訪問までには庭を片付けるように…と妻から指令が出ているのが大きいのですが(汗)。
上下方向に…となると、やっぱり必要なのは棚でしょう。先代の倉庫の中で使っていたスチール棚は、倉庫自身と運命を共にしてしまったこともあり、新しく何か用意しなくてはなりません。
いろいろ考えた末に、いちばんスペースのある南側の壁を一面、ガチャ棚にすることに決定。以前から家の中では何カ所も取り付けているので、実績は十分です。倉庫の棚にするにはあまりにも高価でオーバースペック?という気もしたのですが、ライフスタイルの変化に応じて収納するモノも変わっていくなら、棚の位置を自由に変えられるようにしておく意味はあります。
まずは、壁枠の2×4材にガチャ柱を取り付けます。壁の高さは約1.8mあるわけですが、ガチャ柱は1.2mのものを用意。上から下まで全部付いていた方がカッコいい気もしますが、上下の隅は実用上要りませんからね。寸法を測って正確に上下を合わせるのは面倒ですが、そこはひと手間かければ済む話。柱が短い分だけ安く済みます。
縦方向5本の壁枠に、すべてガチャ柱を取り付けました。これで、必要に応じて棚の位置をかなり自由に変えられるようになります。
棚板は、倉庫の資材として購入したヒノキ材構造用合板の端材で作る予定です。10枚弱くらい取れる材料はありますが、ガチャ棚の受け金具が結構高価なので、とりあえずは5枚ほど取り付けて、あとは来月のお小遣いで金具を買い足そうかと思っているところです。
ガチャ棚の他にも、ちょっと手を入れました。入口脇にはアイアンのフックを取り付けて、薪割りに使う斧などをぶら下げました。これも、上下方向にスペースを有効利用できる方法のひとつです。
そしてもうひとつ、扉の内側にも取っ手を取り付けました。これがないと、内側から扉を閉めにくいんですよね。これで全く問題ありません。
しかし、そもそも倉庫の内側から扉を閉める必要があるのか?という根本的な疑問はあるわけですが…誰ですか?「おまえの引きこもり部屋じゃないのか?」という人は。そんなつもりは毛頭ありません。断熱材は入っていませんし、家のWi-Fiはつながりませんし、室内にいるときに外から鍵を掛けられてしまうとタイヘンなことになります。
でも、今日も意外と室内は暖かくて、過ごしやすかったんだよなぁ。その気になれば、椅子も机ももう中にあるし…。
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