ウチの職場でも、新型コロナウイルス対策で出勤者を減らすための取組として、在宅勤務が始まりました。とはいえ、職場で割り当てられているひとり1台のノートPCは持ち出し禁止。自宅等で使うPCは何かしら用意しなくてはなりません。だいたい、15.6型液晶が装備されたデスクトップ利用が前提のノートPCですから、「これを持ち帰れ」と言われても困ってしまいます。レッツノートを!とは言わないまでも、13.3型~14型クラスの「大画面モバイル」なら大歓迎なのですが。
スタッフ全員にモバイル用のPCを追加で割り当てるのはとても不可能…ということで、やむにやまれぬ事情とはいえ、自前のデバイスでの業務(いわゆるBYOD ; Bring Your Own Device)を認めたところは、トップが思い切った判断をしてくれたと思います。もちろん、それほどの緊急事態だと判断した結果でしょうし、自分たちもそれに応える対処はしなくてはなりません。
…というのはともかく、自宅のパソコンで文書を開くことになり、Excelのワークシートをダブルクリックしてみると、「Office 365 は Microsoft 365 になりました」という大きなメッセージウィンドウが表示されて、ちょっと驚きました。そのこと自体は以前からネットニュースで読んでいたのですが、いろいろバタバタしている中で、期日はすっかり忘れていました。
Excelのアカウント情報を見てみると、右上の製品情報のところ、これまでは確か「Office 365 Solo」と表示されていた場所に、「Microsoft 365」と表示されるようになっています。
起動するときにちょっとだけ表示されるスプラッシュ画面でも、「Office 365」ではなく「Microsoft 365」と表示されるようになりました。
Office 365からMicrosoft 365になって、何が変わるのか?なのですが、お値段はそのまま、Officeアプリが使えるのもそのまま、Webサービスがちょっと充実する…という感じのようです。もちろん、この名称変更自体が、Microsoft社がWindowsやOfficeアプリの提供を超えた「サービスプロバイダ」にシフトしてきた流れの中にあるわけで、個人的には腑に落ちます。
日本語版ではまだすべての新機能が提供されているわけではありませんが、今後の展開は楽しみにしています。Webブラウザーの拡張機能として文章の校正を行う…というMicrosoft Editorは、ATOKが提供している文書作成支援とかなりバッティングするような気がして、今後の動向が気になるところです。
Chrome用のEditor拡張機能のインストールは済ませてあるのですが、どうも動作していないみたいなんですよね。テキストエディターの入力を拾っているのなら、今打っているこの文章も校正してもらえるはずなのですが…ATOKが動作をブロックしているのかも?
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