薪小屋新1号館の屋根の上に床と立派な柵ができて、登ろうと思えば誰にでも登れるようになりました。この週末は近所の子供たちがやって来て、ここで遊んでいきました。というよりも、この子たちが建築現場を興味津々でしばしば覗きに来ていたので、柵はしっかりしたモノを作らなくては!と思っていたわけです。
…というのはともかく、一見何の目的で作ったのやらよくわからないように見えるこの物体ですが、我が家にとって明らかに役に立つ点があります。
それは、屋根に登りやすくなったこと。これまでは、庭に大きな脚立を立ててそこから乗り移るか、天窓から出てくるか…という形だったのですが、小さな脚立があれば、ここから屋根の上に乗り移れます。
そもそも、どうして屋根に乗りたいのか?ですが、これはもう、屋根に乗って行いたい作業があるから…ということに尽きます。いちばん気になっているのは、ドーマーの外壁。実際に登って確認してみると、ほぼ完全に塗料が剥がれてしまっている場所もあります。あまりに酷い状況で、すぐにでも塗りたいところです。2階の妻壁とは違い、ここなら足場がなくても塗れますしね。
というわけで、この週末は2階の南側ドーマーの外壁塗装を進めました。土曜日の朝に下見で状況を確認した後で、まずは、面積が少ない屋根の縁のカントリーウォールナットと窓の縁のファインレッドを塗りました。
続いて、日曜日は残りのカントリーグリーンの部分を塗り始めました。始める前は、面積もそれ程広くないし楽勝だろう…と思っていたのですが、ソーラーパネルをびっしりと敷き詰めてしまったせいで、塗装のための作業スペースがほとんどありません。狭い隙間に座り込み、バランスを取りながら、ゆっくり進めるしかありませんでした。
日曜日は西側の壁すべてと南側のほとんどを塗り終わり、残すは東側…という状態まで持っていくことができました。あと1時間もあれば、この一帯は仕上げられそうです。
次は、北側のドーマーにも取りかかりたいところなのですが、デッキの上の緩やかな勾配の部分で作業ができた南側とは違い、北側のドーマー周りの屋根は1:1の傾斜(角度は45度)があります。作業は大幅に困難なことが予想されます…というより、そもそも乗れるのか?というレベルです。
地下足袋を履いていれば、45度の屋根でも何とか這いつくばりながら登れます。試しに南側ドーマーの脇から登って、煙突のところまで行ってみました。ただ、自分の体のみなら登れても、塗料などの道具を一緒に持ち歩いて、塗装作業ができるかどうかはまた別の話。じっくり、考えてみましょう。
ところで、45度が登れるのなら屋根のいちばん上まで行けることになるわけで、それなら屋根の最上部にロープを通すフックなどを取り付けて、ロープを伝ってぶら下がり、2階の妻壁も足場なしで塗装できてしまうかも知れません。遊びでできる話ではありませんが、実現の可能性は検討してみるつもりです。足場架設の費用も、結構馬鹿になりませんし。
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