8月になりました。なかなか梅雨が明けませんでしたが、ようやく8月1日に東海地方でも「梅雨明けしたとみられる」との発表がありました。いよいよ、これから夏本番ですね。
とはいえ、あと1週間もすれば暦の上では秋となります。立秋を迎えると、土用が終わりようやく土いじりができる…そちらの方が楽しみな私。もはやビョーキそのものです。今日がいわゆる土用の「二の丑」の日だったことも、4日・5日が間日であることから逆算して思い出したくらいで。
土用なので花壇のリニューアルに手を付けるのはまだ無理!ということで、ちょっと薪割りを進めました。とはいえ、気温も湿度も高い環境で、あっという間に体力を奪われていきます。タンコロ3つくらいをバラしたところであえなくダウン。気温も上がってきたので10時頃に切り上げました。朝夕の時間帯でなくては、とても無理ですね。
薪割りの作業は、庭の倉庫の前、エルダーフラワーの脇のところが定位置なのですが、今朝薪割りを始めるときに、エルダーフラワーの枝の上にカエルが1匹乗っているのを見つけました。体長は4cmくらい。緑色の、いわゆるニホンアマガエルですね。日本ではいちばんよく見かける、かわいらしいカエルです。目を半開きにして、休んでいるようです。
暑い日中は家族を連れてドライブに出掛けていましたが、夕方に帰宅してみたら、カエルはまだ全く同じ場所にいました。あまりの暑さに、動く気になれなかったのでしょうか。
この家に引っ越してきてから8年目になりますが、毎年春になるとカエルたちの姿を見かけます。アマガエルの寿命は5~10年ほどだそうですから、もしかすると最初の年からずっと見ている同じカエルもいるかも知れませんが、多くは世代交代しながら住み続けているのだと思います。
庭中いろいろなところを移動しているようで、正に神出鬼没。庭の植物たちのところにいることが多いのですが、ときにはドアノブの上に座っていたり、建築中の倉庫の壁に張り付いて作業を妨害してみたりします。今まででいちばんの傑作だったのが、バラの花の中に入って寝ていたのを目撃して、写真に収められたこと。あと2日くらい早ければ、バラの花の形も完璧だったのですが(笑)。
家を出るときにカエルがいるのを見かけると、ちょっと嬉しくなりますね。職場への通勤以外にもいろいろと出掛ける機会はあるわけですが、どこに行くにしても「無事帰る」がいちばんです。
先の写真を見ると、倉庫の壁には2匹のカエルが張り付いているのですが、我が家の庭では最大4匹を同時に見かけたことがあります。私は、もっと多くのカエルが住んでいるのではないかと思っています。鳴き声はたくさん聞こえますからね。
庭の植物たちは多くの虫を呼び寄せるわけですが、カエルの主食はその虫たち。食べることで駆除してくれていることは間違いありません。そんな意味でも、カエルたちとは仲良くしておきたいものです。
家や庭の掃除役としては、実はクモも同じような役割を担ってくれているのですが、こちらは巣を張ると家が荒れているように見えてしまうのが困りどころ。通路を塞ぐ形で作られる巣も多く、取り除かなくてはなりません。見た目も相当にグロテスクで、妻は見つけるごとに悲鳴を上げ、目の敵にしています。しかし、最近家の中にゴキブリを見かけることが増えたのは、クモがいなくなったからでは?と私は思っているのですが…どうしたものか。
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