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ミモザがいっぱい

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」などと言いますが、気がつけば3月ももう半分が過ぎ去ろうとしています。おカネをもらっている私の仕事も年度末、娘の学校も年度末。どうしても、いろいろとバタバタしがちです。

妻にとっては、12月末までの営業実績をまとめて確定申告をする時期です。とはいえ、昨年に続いて今年も特例措置で締切が延長されているそうですね。しかし、ホッとしている場合ではありません。気がつくと、延ばされた期限ギリギリになっていて、慌てることがあります。そんなことには、なりませんように。

…と、それはともかく、この時期は庭の植物たちも動き出して、忙しい私たちを喜ばせてくれます。春ですね~。


先週の3月8日は「ミモザの日」でした。我が家では、4年前に離れの店先にミモザアカシアを植えましたが、今年はこれがたくさんの花を咲かせています。

枝が横に広がりました

去年は上の方が痩せ細ってしまったので、思い切って切り落としたのですが、これが効いたのか、今年は枝が横に広がり、そこに多くの花芽が付きました。1本の木がひと夏に成長に使えるエネルギーには限度がありますから、それを幹や枝の生長に使うのか、花や実を付けるのに使うかのバランスをどう誘導していくかが、剪定では大事なところになります。

ただ、本来ならもっと大きな木になる力を持っているはずなのに、切り詰めることでその力を削いでしまった面もあるのは否めません。次は、もう少し上に伸ばせるように考えなくては。支柱の付け替えは間違いなく必要になりますね。


花が終われば、また枝を短く切り揃えてしまうことになります。ただ切り落として捨ててしまうのももったいありません。妻には、花がイイ感じになってきたらドンドン切って、使ってもらって構わないから…と伝えてありました。

仕事から帰ってきたら、家の中にもミモザが飾られていました。花瓶に挿してみたり、窓際に吊してみたり。小さく切ってきてあったのは、ドライフラワーにするための分だそうです。

ドライフラワーは自然乾燥させるわけではなく、シリカゲルの中に漬け込んで強制的に水分を抜くのだそうですね。「ドライフラワー用」と銘打って、細かい粒状になったシリカゲルをどっさり袋詰めした商品が売られています。


開いていた花が縮んできました

1週間ほど吊してあった枝を見ると、ポンポンのように開いていた花が縮んで、蕾のように戻ってしまっています。暗い室内に持ってきたからでしょうか。それとも、乾燥したことで閉じてしまったのか。

花瓶に生けた花も縮んだような機が

ただ、花瓶に生けた花の方も同じように縮んできていて、何だかよくわかりません。もともと、あまり水は吸わない性質なのでしょうか。

あとは、シリカゲルに漬けたものがどうなっているのか、また見せてもらおうと思っています。まだまだ木にもたくさん花が付いていますし、いろいろな形で楽しめそうですね。



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