先日、実に久しぶりに新幹線に乗って、静岡市まで出掛けました。仕事の用件だったのですが、コロナ禍でそもそも出張自体が激減した上に、感染を避けるためには公共交通機関での移動も避けたい…という話も重なり、考えてみると1年以上乗っていませんでした。
今後状況がどう変化するのかは想像も付きませんが、新幹線に乗る機会が増えることは、しばらくはなさそうです。そうなると、ICカードでタッチ&ゴー!のエクスプレス予約サービスを維持するべきかどうかも要検討なのですが、年会費1,000円そこそこですし、今のところは継続しています。また東京などを行ったり来たり飛び回る日が来ることを信じて。
…というのはともかく、浜松~静岡間なら当然乗るのは自由席。たまたまホームにやって来た新幹線は、最新型のN700S車両でした。2020年7月から運用が始まったN700Sには、もちろん初めて乗ることになりました。
最新型とはいえ、JR東海の新幹線車両は700系、N700系、N700A、N700Sと、このところはマイナーチェンジといえる名称変更を繰り返しています。もちろん、中身を見ていけばいろいろと違いはあるのですが、見た目は基本的に大きく変わってはいないと感じています。最先端技術が投入されてきた新幹線も、もう半世紀以上の歴史を刻んでいます。革新から熟成に入っている、ということでしょうか。
いつものとおり、座席に座ったらレッツノート・CF-SV8を開いてひと仕事することにしました。テーブルは、一番前の列の巨大なものでなくても、もっと大きなノートPCを開いても十分仕事ができるくらいの広さがあります。まあ、以前から十分広いテーブルなのですが。
N700Sになっていちばん大きな変化が、電源コンセントが肘掛けのところに仕込まれたこと。これで、一番前やいちばん後ろの席、あるいはグリーン車を頑張って予約しなくても、どの席に座っても自分の電源がある…ということになります。これは実にありがたいですね。
ACアダプターを差し込んだ状態でも出っ張りは気にならず、快適に作業を行うことができます。上のノブを使ったリクライニング操作も、差し込んだままの状態で全然問題ありません。わざわざN700Sが来るのを狙うのはまだタイヘンですが、できれば利用したいですね。それよりも、新幹線で出掛けるのが当たり前の状況に戻るのは、一体いつになることやら(涙)。
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