こどもの日の5月5日は、立夏でもありました。これで、暦の上では夏ということになります。もっとも、ワタシとしてはこれでまた土がいじれる!という喜びの方が大きかったりするのですが。植物たちが勢いよく育っていく時期です。
先月バッサリと剪定したミモザアカシアからは、たくさんの芽が出てきました。いつもよりも出足が鈍いような気がしていますが、剪定した時期が少し早かったからではないかな?と思っています。これからが楽しみですね。
剪定したときに、カイガラムシが大量に発生していたのにびっくりしたわけですが、その後1ヶ月、毎日仕事に出掛ける前に枝に貼り付いていないかチェックして、見つけ次第取り除いていったら、ここ1週間くらいは見かけなくなりました。何とか根絶できたのではないかと思っています。とはいえ、油断は禁物。チェックはしばらく続けるつもりです。
5月といえば春バラの季節。我が家にもいろいろなバラが植えてありますが、いちばん目立つのは庭の入口に掛けてあるアーチのつるバラでしょうか。今年はたくさんの花を咲かせています。
このアーチを設置したのは2014年の春ですから、満7年を過ぎて8年目に突入したところです。アーチをぐるりと巻き込むほど育ったバラの重みを支えつつ、年中強風が吹き荒れる過酷な環境に立ち続けてきました。
この春は、風が吹くときによく揺れるなぁ…と思っていたのですが、よく見ると、スチールパイプ製のアーチの中央辺りが折れています。
このアーチは、両側を門柱にワイヤーで固定してあったのですが、このワイヤーも切れていました。バラの重さに耐えきれなかったのか、風のあまりの強さに揺さぶられたのかはわかりませんが、どちらにしてもこれでは揺れるのが当たり前です。
アーチは修理するか、新調するかなのですが、鉄製のアーチを直すのもタイヘンですし、新調するなら絡みついているバラは切るしかなさそうです。立派に育ってしまったばかりに、外すのもタイヘンですし、切ってしまう踏ん切りも付きません。どうしたものか、困っているところです。とりあえず、アーチを門柱にロープで縛り付けて、その場をしのいでいます。
ただ、壊れかけのアーチが無事に立っているのも、バラが絡み合って形を保っていてくれるからこそ…という見方もあります。根元から崩れ落ちでもしない限り、案外このままで何とかなるのかも知れません。
あまりにも大きく育ってしまったせいで困っている…という話は、他にもあります。板塀の前に植えたモッコウバラは、塀の高さを超えるほどになり、塀を包み込むような形になっています。非常に成長が旺盛で、剪定がタイヘン…ということはありますが、それよりも困るのは板塀のメンテナンスです。
板塀も定期的に塗装し直さなくてはならないのですが、モッコウバラが覆い被さっている場所は塗ることができません。傷んでボロボロになったとしても、交換することもできません。
モッコウバラほど巨大ではありませんが、店のデッキに立てたラティスの上には、ジャスミンが絡みついています。
こちらも、かなり塗装が剥げてきたので本来なら塗り直す必要があるのですが、この状態では手が付けられません。まあ、どちらもこれだけ伸びるのが早いのだから、邪魔なところはバッサリ切り落としても大丈夫そうな気もしますけどね。
どの木も、我が家にやって来たときには小さな苗木や鉢植えでしたが、すっかり大きくなりました。育ってくれることは嬉しいわけで、困りごとと呼ぶのは贅沢なのかも知れません。でも、やっぱり困りますねぇ…対策を考えなくては。
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