Windows 11登場の裏で、Windows 10のバージョン21H2へのアップデートの配信が、ひっそりと始まっています。巷の記事もWindows 11を採り上げるものばかりで、こちらのアップデートは全く目立ちません。ワタシもすっかり忘れていたくらいです。まさに2人組の「じゃない方」状態ですね。
Windows 10としては、半期に一度の大規模アップデート…ということになるわけですが、大幅なUIの変更があったWindows 11と比べると、その内容は何とも地味なものです。何しろ、アナウンスされている機能追加はたったの2点。とはいえ、わかる人…というよりその機能を使いたい人たちにとっては、重要な改善なのですが。
我が家のパソコンたちにも、Windows Updateから機能更新プログラムの案内がありました。ここで「ダウンロードしてインストール」のリンクをクリックすれば、更新作業が始まります。今年5月のバージョン21H1と同様、更新自体はあっという間。再起動は要求されるものの、手順としては普通のWindows Updateです。
再起動すれば、Windows 10のバージョンが21H2に変わっています。あっけないものです。今のところ、特に不具合らしいものも見当たりません。何しろ、私も含め普通の皆さんは使っていないところにしか機能が追加されていないわけですから、変化を感じるはずもないわけで…。それでも、一応バージョンアップですから、しばらくは様子を見ながら使っていきます。
今後は、Windows 10の大型更新のペースは年に1回に変更されるのだそうです。Windows 11でも年に1回だそうで、これに合わせる…という形になります。もっとも、前回と合わせてこの1年で追加された機能が5つしかないわけですから、よっぽどの緊急事態でもない限りはこれで十分そうです。あとは、淡々とサポート終了の2025年まで進むことになるのでしょうか。
Windows 11へのバージョンアップが可能なレッツノート・CF-SV8についても、とりあえずWindows 10 21H2の適用を済ませました。いずれWindows 11非対応のデスクトップPCは引退させて、CF-SV8のみの運用になっていくことを見据え、最近はデスクトップ用のディスプレイをCF-SV8のHDMI端子につなぎ、マウスもMX Master 3をBluetoothで接続して使ってみています。
キーボードはCF-SV8のものをそのまま使っていますが、普段からあまりテンキーの出番はないので、不自由は感じません。PCとしての処理速度にはもともと不満がありませんし、全体として実に快適。問題なくやっていけそうです。
ただ、デスクトップとして使うときに、CF-SV8にいろいろなケーブルをつながなくてはならないのは面倒ですね。Thunderbolt 3への接続で全て済むような環境が用意できれば理想なのですが…ここは年末ジャンボ(以下略)。
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