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意中のアレにする

充電が行えなくなってしまったTicWatch Proに続く、私の新しいスマートウォッチを用意することにしました。といっても、どの機種にしようか検討したり、迷ったり…といったことは全くありませんでした。今回は、最初からアレしか念頭にありませんでしたからね。

次の私の相棒は、 Galaxy Watch4 しか考えられませんでした。先日も紹介しましたが、Apple Watchになかなか食らいつけずに苦戦していたGoogleとSamsungが手を組んで、両者のOS環境を統合した新プラットフォーム・Wear OS 3で動作する、初めてのスマートウォッチです。

スマートウォッチと言えば、身体活動を計測する様々なセンサーの搭載が特徴になりますが、 Galaxy Watch4 にはスマートウォッチでは世界初となる体組成計測機能が搭載されました。体脂肪率や水分量、筋肉量をどこにいても計測できます。もちろん、加速度センサーやジャイロセンサー、心拍計も搭載し、運動の種類や強度を計測できます。

ハードウェアとしては心電図や血圧の計測もできるらしいのですが、日本では医療機器としての認可を受けていないため、機能が無効化されています。このあたりの規制って、何とかならないのかなぁ(涙)。もちろん、きちんと認可を受けてもらえば良いのですが、コストに見合わない…という判断になれば、機能を無効化する方がメーカーとしてはずっと簡単なのも理解はできます。

Samsungの最新5 nmプロセスで作られるプロセッサー・Exynos W920が搭載されるのも特徴の一つです。半導体のプロセス世代が進んでいることで、電力あたり性能が向上するはずですが、カタログ値の動作時間が40時間とあまり長くないところを見ると、処理性能の向上に振り向けた設計になっているようです。


Galaxy Watch 4はAmazon.co.jpでも人気の商品で、最近は品切れ状態が続いていましたが、ようやく先日注文することができました。

細長い箱に入っています。腕時計らしいパッケージ

パッケージは、真っ白な細長い紙の箱。Moto 360 Sportの未来的な円筒形のパッケージ、TicWatch Proの立方体に近い高級時計風のパッケージと比べると、ずいぶん容積が小さいのに驚きます。もっとも、これはこれで実に腕時計らしさを感じるパッケージですよね。

いかにも腕時計らしく収まっています

箱を開けると、バンドを伸ばした状態の本体が、正に腕時計らしく収まっています。蓋の側には蓋と同サイズの薄い箱がピッタリ収まっていて、ココに付属品が入っています。取り出すのに少々苦労しました(汗)。

同梱は充電ケーブルとスタートアップのマニュアルのみ

同梱されているのは専用の充電ケーブル(USBで接続する充電器は入っていません)と、注意書き及び初期設定のみが書かれた最低限の簡易マニュアルのみ。あとは、ペアになるスマートフォンのアプリから設定したり、ヘルプを見せたり…という形になっています。


TicWatch Pro(左)よりもずっとシンプルなデザイン

二種類あるサイズは大きい方の44mmを、色はグリーンを選択しました。画面サイズは直径 34.6 mmの1.4型で、これはTicWatch Proとほぼ同じなのですが、Galaxy Watch4の方が本体がかなり小さく、画面は大きく見えます。TicWatch Proが画面周囲のリングなど腕時計らしいデザインの筐体になっているのと比べると、Galaxy Watch4は今どきのスマートフォンに通じるシンプルなデザインになっているからではないかと思います。

44mmはちょっと大きすぎた?いや、スマートウォッチは画面が大きい方がイイ

腕にはめてみると、かなり存在感があります。腕時計としては明らかに大きいのですが、スマートウォッチはこの画面を使ってタッチ操作をしなくてはならないものなので、画面はやっぱり大きい方が使いやすいはずです。TicWatch Proよりは直径が小さく、厚みも薄くなっているので、腕への収まりは悪くありません。


充電台に電気接点はありません

専用の充電ケーブルの先端は、円形の充電台になっています。TicWatch Proの充電台のような金属端子の電気接点はありません。いわゆる無接点式の充電ですね。スマートウォッチにはこちらの方が適していると思います。

 磁石で所定の位置に吸着します。意外に磁力は弱い

充電台は、磁力で本体底面の所定の位置に吸着します。TicWatch Proの充電器も同じような作りになっていましたが、Galaxy Watch4の充電台の吸着力はこれよりもやや弱く、充電ケーブルで本体を一緒に持ち上げられるほどの力はありません。まあ、あまり磁力が強すぎると周囲に悪影響を与える可能性もありますからね。位置合わせさえできれば十分です。

充電完了までの予想時間が表示されるのはイイ

充電中には、画面に進捗状況の情報が表示されます。充電完了までの予想時間が表示されるのはイイですね。見たところ、空っぽに近い状態から満充電までは2時間くらい掛かりそうですが、就寝中にも付けておきたい(この話はまた改めて)ことも考えると、毎日入浴時に充電する…というサイクルで回すのが良さそうです。


とにかくいろいろな機能があるスマートウォッチなので、しばらくはSSK Worldのネタには困らなさそうです。…「モノに頼らない記事にしなくては」と言っていたワタシは、いったいどこに行ってしまったのだろうか?(苦笑)

試しておきたいことが非常にたくさんあるので、追々紹介していこうと考えています。とはいえ、カラダを張った実験を続けなくてはならないので、自分の健康状態が維持できるか?がちょっと心配ではありますが…まあ、なんとかなるさ。



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