SSK World

先日購入した完全ワイヤレスイヤホン・WF-1000XM4。とりあえずスマートフォンなどに接続することはできたわけですが、本格的に聴き始める前に、一つやっておきたいことがあります。イヤーピースはどれを使うのか、選ぶことです。

先日もちょっと触れましたが、WF-1000XM4には低反発ウレタンフォーム製のイヤーピースが標準で添付されていて、サイズはS・M・Lの3種類が用意されています。他社製のイヤーピースへの交換もできそうな形状になっていますが、SONYとしては、この標準添付の「ノイズアイソレーションイヤーピース」を推奨する…ということになります。

イヤーピースは耳の穴の大きさなどに合わせて選ぶことになりますが、スマートフォンアプリの「Sony | Headphones Connect」を使うと、きちんと密閉されているかどうかを診断してくれます。診断時には、数秒間ちょっと大きめの音が流れるので、身構えておきましょう。

ノイズキャンセリングの性能は、逆位相の音を発生させる信号処理の能力だけで実現できているわけでなく、外音を遮断できているかどうかというハードウェアの密閉性も含めた総合性能ですからね。アプリでフォローできるのだから、しっかり面倒を見よう！ということなのでしょう。

さらに、添付されている3種類のサイズから、どれが最適かの判定までしてくれます。まさかの至れり尽くせりですね。3種類までを順次測定して、最も密閉度の高いモノを選ぶ…という動きになっているようなので、サードパーティー製のイヤーピースとの比較にもそのまま使えそうです。

付けてみた感じでLサイズはさすがに太すぎて圧迫感があったので、SとMのどちらが適しているかを確認してみました。私には、両耳ともMサイズが最適なようです。ともかく、これで使ってみましょう。