モノを買うほどの余裕なんかない…とか言いながら、しっかりこの冬も新しいスマートウォッチを買ってしまったワタシ。とはいえ、あれはもともと不調が続いていたので更新せざるを得ませんでした。ただ、実はもうひとつだけ、この冬に買ってしまったものがあります。今日はそちらのお話を。
昨年の夏から、ずっと気になっていたアイテムがひとつありました。SONYのWF-1000XM4(「だぶりゅーえふせんえっくす・まーくふぉー」と読むのが公式のようです)は、イヤホンと音源の間にケーブルがないだけでなく、右耳と左耳の間にもケーブルがない、いわゆる「完全ワイヤレスイヤホン」。もちろん、それぞれの間には電波が飛んでいるわけで、他の多くの製品と同じように、WF-1000XM4でもBluetoothが使われています。
SONYのこのカテゴリーのフラッグシップであり、強力なノイズキャンセリング機能を持っているだけでなく、このカテゴリーの製品としては初めて、ハイレゾ対応のロゴを取得しています。意図的に外音を取り込めるモードもありますし、通話用のヘッドセットとしても使えたり、使用状況に応じて動作を自動で切り替えられたり、Google アシスタントやAmazon Alexaなどの音声アシスタントが使えたり…と、非常に多機能になっています。
WF-1000XM4は、2021年6月に登場しましたが、当初は品薄になるほどの人気で、入手困難でした。もっとも、私自身が当時全然おサイフに余裕がなくて、そもそも買えない状況でもあったのですが…。
店頭で少し試聴させてもらったのですが、ノイズキャンセリングの威力と共に、音の心地よさが印象に残っていました。振り返ってみると、昔からヘッドホンやイヤホン関係はSONY製品をよく使っていて、耳が「SONYの音」に慣れている面もあるかもしれません。
いいモノだけど高いなぁ、とても買えないなぁ…と思っていたのですが、年末近くになって、11月から「#音ロト冬まつりキャッシュバックキャンペーン」が行われていたことに気付きました。最大10,000円がキャッシュバックされるということで、30,000円の商品が20,000円になるなら手が届くかも?と思い、ダメでもともと…とくじ引きに臨んだところ、なんと5,000円が当選。中途半端に大当たりしてしまって少々困惑しましたが、これも縁だ!と思い、購入することにしました。余談ですが、このくじを引いたのは12月24日。SONYからクリスマスプレゼントをいただいた…と思っておきましょう。中途半端、だけど(笑)。
購入は、昨年のサウンドバー・HT-X8500に続いて、ソニーストアのWebからにしました。今回も、割引(10%割引+1,000円の金券)と保証のアップグレード(5年ベーシック or 3年ワイド)のクーポンをいただいていたので、ありがたく使わせていただきました。さらに、たまたま刻印無料サービスも実施中だったので、これにもありがたく便乗。実質29,000円ほど(#冬ロトのキャッシュバックが戻ってくれば24,000円)で、かなりお値打ちな買い物になったのではないでしょうか。…そもそも、イヤホンに3万円近くも払うのか?というところで、価値観の一致が見られるかどうかではありますが。
我が家に届いた段ボール箱を開けてみると、思っていたよりもずいぶん小さなパッケージが出てきました。このパッケージ、プラスチックとはちょっと異なる質感が印象に残るのですが、実は紙でできています。しかも、中身の梱包材等もすべて紙で、プラスチックや金属は全く使われていません。ポリ袋なども一切見当たらないのは徹底しています。
Logicoolの高級マウス・MX Master 3が、同じようにすべて紙製のパッケージだったのを思い出しました。自然環境に配慮することが、企業のアピールポイントを超えて、必須の取組になってきています。
プラスチック製のケースの中に、左右のイヤホンが収められています。どちらもマット地の高級感のある表面仕上げです。
イヤホンを充電するときには、このケースに入れて行うことになります。ケース自身にもバッテリーが内蔵され、外出時などにケースから充電することでイヤホンの使用時間を延ばせるようになっています。このあたりは、他社も含めてどの製品でも同じような作りになっているわけですが、ケースが結構コンパクトに仕上がっているのは良い感じです。
ケースには、先にも触れたとおり刻印を入れていただきました。実は、この刻印をお願いしたせいで納期が大幅に伸びてしまい、「#音ロト」のキャンペーン応募期限のギリギリになって、少々冷や汗ものでした。無料サービスに安易に乗ると、こういうことになります。
充電は、ケース側面にあるUSB Type-C端子にケーブルを接続する他、Qi対応の無接点式充電が使えます。自宅にあったQiの充電台でも充電が行えました。
以前店頭で見たときには、結構大きなサイズに驚いた覚えがありますが、改めて手に取って、耳に装着してみると、高性能・高機能なモノがギッシリ収まっていることも思えば、実にコンパクトです。さすがに耳からは少々外に飛び出ますが、このくらいは仕方ないでしょう。電波も送受信しなくてはなりませんしね。
片耳ずつが分離している完全ワイヤレスイヤホンの場合、耳から抜け落ちたら最後、落下して破損や紛失のリスクがあるわけですが、耳への収まりも実に良好で、簡単に抜けてしまうとは思えません。筐体の形状が、耳の内側に面的に張り付くような形に作られているのが効いていそうです。イヤーピースが、よくあるシリコン等のゴム系素材とは異なり、低反発のウレタンフォームのような材質になっているのもポイントでしょうか。
早速この週末は自宅で使ってみています。とはいえ、コレの真価は外出先でこそ発揮できそうなので、週明けからの通勤などで試してみるのが楽しみで仕方ありません。何しろ機能も実に豊富です。追々、紹介しましょう。
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