2022年がやって来ました。とはいえ、笑って「あけましておめでとう」と言えるところばかりではないのが実情ではないかと思います。私自身も、公私ともにいろいろとバタバタしながら、気がついたら何とか年が越せていた…という感じです。厄介ごとは一つずつでも片付けながら、それでも前に進んでいくしかありません。皆様にも、今年は何か良いことがありますように。
先月のクリスマスあたりから、寒い日が続いています。我が家の薪ストーブも大活躍です。いちばん寒いときには、一日中燃やし続けます。今年でこの家に住み始めて10年目になりますが、リビングには今もエアコンがありません。夏場もログハウスの中はかなり涼しいですし、冬はコレが使えますからね。実に快適です。
薪ストーブの出番が増えれば、当然のことながら薪の消費も早くなります。寒波が襲ってくる前に、玄関脇の薪棚には薪を満載にしておいたのですが、10日そこそこでほとんど空っぽになってしまいました。寒い中、外の薪小屋まではるばる薪を取りに行かなくても良いように、今日は薪を移動させておくことにしました。正月は働いてはいけない…とも言われますが、結局私が我慢して休めたのは1日だけでしたね(汗)。休んでいると落ち着かないタチです。
二輪車で玄関のデッキ登り口まで薪を運び、そこからはログキャリーで持っていきます。30分ほどで薪は満載にできました。2週間くらいは、これで何とかなるのではないかと思います。
太い幹を割った薪が4割、残りは細い枝を刻んだ薪になっています。乾燥状態を見ると、細い薪の方が水分が抜けているので先に使いたいところです。しかし、細い薪はすぐ着火して温度が早く上げられるのですが、すぐに燃え尽きてしまうので、巡航運転の際には太い薪もどうしても必要です。基本的には細いものと太いものを両方取り混ぜて積んでおくことにしています。
今回の薪は、母屋西側にある薪小屋2号館から運びました。2号館の片側が空っぽになりました。母屋北側の軒下に、焚き付けにするためにもらってきた半割のスギのタンコロが積んであったので、これを移動させることにしました。往々にして、こうして移動が移動を呼ぶ「移動ドミノ」が発生します。
タンコロはすべて、薪小屋2号館に収まりました。これで、母屋の北側に積み上がっていた木がようやくすべて片付いたことになります。もう二年間近く、ココに積み上げた状態になっていました。
ココにも薪棚を作っておけば、より多くの薪を保管できるようになるのですが、諸般の事情でなかなか作成に踏み切れません。まあ、いつかは実現したい野望として心に留めておきましょう。屋根を作る必要はありませんし、高さ 2 m くらいの大きなものでも良さそうです。
薪を大移動させたことで、どの薪から使うか?という順番も変化します。去年作った、薪を使う順番を表示する札も、新しい状況に合わせて掛け替えておきました。
札は今のところ「たきつけ」と「1」~「3」しか作ってありませんが、そこから先の順番も当然決まっていて、私のアタマの中には入っています。私にもしものことがあった時のために、「4」以降の札も作っておいた方がよいかも知れません。
薪をこれだけ大量に使えば、当然のことながら焚き付けも消費します。箱2つ分割ってあったのが、こちらもほとんど無くなってしまったので、ついでにひと箱分割っておきました。こちらも、持ってせいぜい2週間くらいではないかな?と思っています。
焚き付けはキンドリングクラッカーとハンマーを使って割っていますが、これで上手に焚き付けが作れる薪の長さは、せいぜい 25 cm くらいまでです。途中に全く節がない木なら、もっと長くても割れてくれますが、そんなキレイな木はそもそも薪にさせてもらえませんからね。
薪割り会などでもらってきた薪には、45 cm くらいの薪ストーブにギリギリ入るかどうか?という長さのものもあります。これではとても焚き付けにはなりません。また、新しいチェーンソーを出してきて刻まなくては。
ちなみに、Facebookの「思い出」機能によると、私は昨年の1月2日にも薪の大移動と焚き付け作りをしていたようです。毎年、やることは一緒だなぁ…というより、全然学習していない、ということか(大汗)。
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