「あつまれ どうぶつの森」のamiiboカードについてのお話の続きです。前回もご紹介したとおり、amiiboカードは3枚セットで330円(10%税込)。中に入っているカードはランダムで、何が入っているかは開けてみてのお楽しみ…となります。
トレーディングカード的な楽しみ方としては、もちろんこれはこれでアリなのですが、100種類のうち3枚しか入っていない中で、意中のどうぶつのカードが出てくるまで買い続けるとなると、いくら1枚あたり110円とはいえ、これは相当タイヘンなことになります。
もっとも、別に新品で購入することにこだわるのでもなければ、中身がわかっている中古品を買う…という選択があります。これも、リサイクルショップなどに出掛けて買うわけではなく、今はオンラインでいろいろと流通しています。便利な時代になったものです。…相変わらず、現物を見ないと何だか不安な気分になってしまうワタシなのですが(汗)。
プロの販売店から買うだけでなく、今は個人の方から買うのもずいぶん楽になりました。いわゆるフリマアプリのおかげですね。日本におけるフリマアプリのサービスといえば、いちばんメジャーなのはやっぱりメルカリということになるでしょうか。いわゆる「転売ヤー」の活動拠点としてもすっかり有名になってしまいましたが、一般庶民の生活の舞台を大きく広げてくれたサービスのひとつだと思います。…と、偉そうに言いながらも、実はこの手のサービスは全く使ったことがなかったワタシ。妻に教わりながらメルカリデビューです。
メルカリで「amiiboカード」と検索してみると、大量の商品が出品されているのがわかります。本来、商品の売値は売り手がそれぞれ決めるものですが、これだけたくさんの商品が出ていると、自然に相場が生まれ、同じものは同じくらいの価格で出ていることが多いようです。
1枚の単品売りだと、300円あたりが最低ラインのようです。新品の1枚あたり110円よりもかなり高価ですが、「中身がわかっている」という大きな付加価値がありますから、これでも成立するのでしょう。人気のあるどうぶつのカードになると、1枚で5,000円以上の値札が付いているものもあります。キャラクター間の人気の格差が厳然と示されているわけで…スゴい世界だ。
複数を組み合わせたセット販売も数多くあります。ワタシが狙っていたVIPキャラのパッケージもいくつかあり、24枚セットで1,600円台というのを見つけました。新品よりも単価が安いわけですから良心的です。…というか、たぶんあまり需要が無いのでしょう。これを買うことにしました。
通販で商品を買う場合とは違い、売り手の側も私たちと同じ普通の個人であることが前提です。まずはメッセージ機能を使って購入のご挨拶…ということになります。プロフィールを見たところ、既に何百もの商品を売っている、ベテランの…というより、プロにかなり近い売り手さんのようでした。
プロフィールの説明を見ると、「メッセージの内容を見て販売する相手を選ぶようなことはしません」という旨の記載がありました。ドライな取引をご希望なのだな…と思い、シンプルに「購入しました。よろしくお願いします」という趣旨のメッセージを送っておきました。しかし、これは裏を返すと「メッセージ次第で売るかどうか決める人もいる」ということ。まあ、オフラインのフリマでは露骨な値引き交渉もあったりするわけで、その程度は当然かも知れません。
大型連休中ということもあり、商品が届いたのは注文してから5日ほど経った後。普通郵便で届きました。Amazonみたいな当日に届くこともあるスピードの方が異常で、日数がかかること自体は気にしないのですが、郵便事故等で届かないと、少々ややこしい事態になるかも知れません。
売り手さんに、届いた旨を伝える簡単なメッセージを送ります。最後に売り手さんが買い手の私に評価を付けて、取引は終了となります。どんな評価が付いたのかはちょっと気になりますが、まあ、それほど失礼は無かったのではないかな?と思います。
実はまだ24枚すべての動作確認は済んでいないのですが、半分くらいはちゃんと動いたので、おそらく大丈夫です。まあまあ良い買い物ができたのではないでしょうか。
ピンポイントでニーズが合えば、またメルカリは利用してみようかと思います。とりあえず今のところは売りたいものはありませんが、社会経験として売る側も体験しておいた方が良さそうな気がします。
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