7月27日(水)から、Nintendo Switch Sportsの夏のアップデートの配信が始まりました。4月に発売された当初から予告されていたもので、コレが来るのをずっと楽しみにしていました。
アップデート後のバージョンはVer. 1.2.0 になります。今回のいちばんの目玉は、サッカーの新しい操作方法が追加されたことです。もともと、パッケージ版に同梱されているレッグバンド(「リングフィット アドベンチャー」用と同じモノです)を使い、「シュート対決」で遊ぶことができたのですが、今回のアップデートで、1対1や4対4のゲームでもレッグバンド操作が使えるようになりました。
レッグバンド操作では、利き足にレッグバンドを巻いてJoy-Con(L)を入れます。Joy-Con(R)は手に持って、ダッシュするときに思いっきり振るほか、走る方向の操作なども行います。
Joy-Con(R)はどちらの手に持っても良いことになるので、両方で試してみました。左利きのワタシにとっては、左手で操作した方が細かい操作はやりやすいのですが、右手持ちを想定した形状になっているためか、イマイチ手の中にフィットしません。左脚と左手を動かす操作だと、左右のバランスが今ひとつ良くない…ということもあり、今のところは右手で持って操作しています。
従来の方法は、両手にJoy-Conを持って、右手を振るとキックになる…という操作体系でした。どうも身体に直感的に入ってこなくて、ずっとサッカーは苦手競技になっていました。今度は足(ワタシの場合は左脚)で蹴ればキックできるようになりました。これ以上直感的な操作は無いでしょう…というより、これでダメなら言い訳のしようがありません。
サッカーをプレイするときには、どちらの操作方法で参戦するかをあらかじめ決めてエントリーできます。対戦成績を元にして振り分けられる「プロリーグ」のレベルは、各操作方法で個別にランクされますが、試合では両方の操作方法のプレイヤーが入り乱れた状態でマッチングされます。
レッグバンド操作だと、ボールの動きに合わせてプレイヤーはある程度自動的にボールを追いかけて(場合によっては追いかけずにポジショニングを考えるような素振りで)フィールドを移動していきます。また、高いボールが来たら自動的にジャンプするので、あとは足を振るだけでキックできます。どちらも、両手持ち操作では完全に手動操作で、ワタシはちょっと苦手だったのですが、ずいぶんやりやすくなりました。
その代わりに、レッグバンド操作ではダイビングヘッド(両手のJoy-Conを同時に振り下ろすとできたのですが)が使えなくなります。蹴る方向自体も基本的にシステムにお任せになります。細かく自分の意志を反映させたい人には、レッグバンド操作は向いていないかも知れません。
レッグバンド操作で参戦しているプレイヤーには、試合中にも常にレッグバンドのアイコンが表示されています。しかし、そんな記号はなくても、そもそもプレイヤーの動きが全く違ってくるので、どちらの操作をしているかは十分に区別できます。
ダイビングヘッドができない代わりに、レッグバンド操作のキック力は両手操作より少し強くなっているそうです。どちらが強いとか有利とかいう話ではなく、4人チームの中に入ってみると、異なるキャラクターの選手が入っている…という感覚の方が近いですね。どちらの操作方法の選手にボールをパスするか?など、戦略の幅も広がるかも知れません。
ちなみに、ワタシ自身としては、改めて両方の操作方法でプレイしてみたものの、やはりレッグバンド操作の方がしっくりときます。当分は、これでサッカーの腕を磨こうかと思います。
このサッカーやバレーボールは、「世界の人と遊ぶ」モードだと、全く見知らぬどこかの誰かがチームメイトになる可能性があります。見えない相手を、どこまで信頼して良いのかわからないところがありますが、一方で信頼しないことにはゲームになりません。まずは自分が腕を磨いて、確実に味方につなげられる技術を身につけることですね。
これまでに、こうしたタイプのオンライン対戦というのはやったことが無かったのですが、お互いに人間らしいミスも結構あって、コンピューターが対戦相手であるのとはひと味違う、なかなか楽しい世界です。つい熱中して時間が経ってしまいます。
ちなみに、バレーボールも、Ver. 1.2.0 になって大きく改良された要素がある競技です。これについても、また改めて紹介しようと思っています。
コメントを残す