8月も半分が過ぎようとしています。暦は既に秋へと移り変わったものの、暑い日は相変わらず続いていますが、SSK Worldとしては、何か忘れているものがないか?と気になっていることがあります。…賢明な皆様はもうお察しでしょう。半期に一度の散財シリーズとして「2022年夏のお買い物」タグを冠した記事が、今回はまだ一度もありません。
別に夏のボーナスがもらえなかったわけではなく、こんなご時世でも昨年同様それなりに出していただけた職場には、ただただ感謝です。とはいえ、何かと出費ばかりが増える昨今、以前のようにデッカい買い物をするような状況ではありません。今回は、とりあえずどうしても更新しておかなくてはならないものを新調することにしました。新しい眼鏡です。
最近は3本のメガネを使い分けていましたが、これらを買ったのは5年前のこと。さすがにレンズのコーティングが一部剥がれてくるなど、老朽化が目立つようになりました。フレームの方も少し歪みがあるものが出てきて、今ひとつフィット感がよくありません。
度数そのものも、最近はちょっと合っていないような気がしていました。フレームが歪んだせいで正しい位置にレンズが来ていないだけなのか、それとも目の方に変化があったのか…と考えると、なかなかややこしいところもありますが、そこで視力検査をしてレンズを交換し、フレームもちょっと修正して…とするくらいなら、新しい眼鏡を買った方が満足度が高そうです。
先の写真を見ればわかるとおり、形状としては四角い感じで、比較的フレームの主張が強めの3本を使っていたわけですが、今回は思いっきり逆向きに振って、イメージチェンジを図ってみようと思いました。丸めの形状で、目立たない細いフレーム…ということになります。
前回の購入からずっと、JINSのメールマガジンは読んでいましたが、今回もちょうど夏のセールの広告が入っていたので、オンラインショップで商品を見てみました。自撮り画像から顔に似合う眼鏡をAIで診断してくれるサービスが面白いですね。Webブラウザーがレッツノート・CF-SV8のWebカメラを呼び出して画面に自分の顔がリアルタイムで映り、そこにAR(Augmented Reality; 拡張現実)でCGの眼鏡が合成されて、見た目の確認ができます。
今回は、All titanium (MTF-20S-264) を選んでみました。その名のとおり、レンズ以外すべてがβチタン製…というフレームです。βチタン(べーたちたん)はチタン合金の一種で、チタン(元素記号 Ti、原子番号 22)の持つ軽さ、強度、錆びにくさ、金属アレルギーになりにくい等の特徴に加え、バネのような弾力性の高さを併せ持っているのだそうです。
βチタンの強度を生かして、全体的に非常に線が細い作りになっています。テンプル(つる)の部分は、弾力性を生かして顔にピッタリ張り付くように、かなり内側に曲がった形状になっています。
いちばんビックリするのが、フェイス部分からテンプル先端に至るまでのフレーム本体すべてだけでなく、鼻パッドまでもがβチタン製になっていること。この部分がプラスチックではない眼鏡は、私は初めて見ました。もちろんβチタンならお肌には優しそうですし、プラスチックのような劣化とも無縁そうです。
色は4色ある中で「カーキ」を選んでみましたが、見た感じは黄色と言うよりは濃い緑色系で、やや光沢があります。ちなみにAIの判定する「似合い度」はこの色が一番高く、81.36 %だそうです。私にはどうも四角い眼鏡の方がより似合うらしいのですが、この手の形状も、そう悪くはないらしいです。
MTF-20S-264 は13,200円(10%税込、以下同じ)とJINSの眼鏡の中では高価な部類になりますが、これでレンズまで含めて一式揃うのですから、実にリーズナブルです。画面で見ただけでは不安だったので、店頭で展示されているフレームを見てきましたが、安っぽさは全然ありません。大量生産、大量販売だからこそこの価格が実現できるのでしょうけれど、本当に儲かっているのか不思議になります。
購入は家に帰ってからオンラインでポチッと。店舗まで足を運んだのに?と思われる方もありそうですが、JINSのオンラインショップで8,800 円以上の眼鏡を購入すると、本来なら追加5,500 円となるブルーライトカットのJINS SCREENレンズが無償で選べる…という特典があります。これならオンラインで買わなくては損です。
度数がわかってさえいれば、オンラインでも度付きの眼鏡が注文できてしまうのですが、今回は改めて視力測定をしてもらいたかったので、「レンズ交換券」を注文しました。これをJINSの店舗に持ち込むと、レンズを付けてくれるわけです。商品の受け取りは自宅ではなく、近所の店頭を指定しました。どちらにしても、視力測定のために伺わなくてはなりませんからね。
注文を出した翌日には、店頭での受け取りが可能になった…とのメールが届きました。店頭の在庫を引き当ててくれれば、もっと早く用意ができるのでは?と思うのですが、どうやらそういう形にはなっていなくて、ちゃんと私のための商品を送ってくれているようです。
私が店に出向いたのは、そのまた翌日になったわけですが…話が相当長くなりそうなので、続きはまた来週にしましょう。
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