土曜日・19日に、修善寺虹の郷の「もみじライトアップ」を見に行ってきました。虹の郷には下田に住んでいた頃から何度も足を運んでいて、当時から日本庭園エリアの見事な紅葉は楽しませてもらっていました。ライトアップもお馴染みのイベントで、通常は夕方になると閉めてしまう虹の郷ですが、この時期は連日午後9時まで営業しています。
この日は、ライトアップの他に地元の高校生による和太鼓の披露、花火の打ち上げなど盛りだくさんのイベントが用意されていました。来場者も思っていた以上に多く、園内は賑わっていました。その代わり、入場料も通常の2倍以上の特別価格(大人2,700円)が設定されていたのですが、通常時よりも楽しませてもらえるわけですからこれで良し!としなくては。
花火大会は次の土曜日・26日も行われる予定です。もみじライトアップ自体はこの後も12月4日(日)まで連日開催。3日(土)には願いを込めてランタンを空に上げる「スカイランタン」も開催されるそうです。しっかり防寒の準備をして、お出かけしてみてはいかがでしょうか?
この日は、妻の店が通常通り午後3時まで我が家の離れのショップで営業。閉店後に出掛ける準備を始めて、午後4時少し前に自宅を出発しました。そもそも、出掛けてみよう!という話になったのも当日の朝。伊豆に出掛ける…となると一大イベントに感じてしまう方も多いかと思いますが、元住民であるせいか、我が家では全然抵抗がありません(苦笑)。
我が家の愛車・ブラックパール2世号のインターナビによると、自宅を出発する時点で虹の郷までの所要時間は2時間15分。午後6時過ぎには到着できる…という予定でした。途中、新東名の静岡サービスエリアでゆっくり夕食を摂りましたが、到着したのはちょうど午後7時頃でした。これなら、まだ十分楽しむ時間が残ります。
インターナビが提示したコースは、もちろん浜松浜北インターチェンジから新東名高速道路に乗り、長泉沼津インターチェンジからは伊豆縦貫道を使うコース。どちらも、私が下田に住んでいた2010年頃にはまだ存在しなかった道路です。東名高速道路の沼津インターチェンジから国道1号線経由で向かっていた頃と比べれば、劇的に快適、かつ大幅な時間短縮になっています。何しろ、交差点がひとつも無くなったわけですからね。
その先に続く伊豆中央道・国道136号バイパス・修善寺道路にも、ひとつも交差点がありません。以前は、伊豆中央道の料金所を出たところにひとつだけ平面交差があって、意外な渋滞ポイントになっていましたが、伊豆市が東京オリンピックで自転車競技の会場になったおかげで、ココも立体化されました。
虹の郷に行くためには、修善寺道路を修善寺インターチェンジで降りるところで終了ですが、下田まで行こうとするときには、この先にも伊豆縦貫道(天城北道路)が開通したので、湯ヶ島温泉のすぐ手前・月ヶ瀬までノンストップで走れます。そこから先は一般道を行くことになりますが、12年前と比べると1時間は早く下田に着けるようになったはずです。
天城越えの先、河津町から下田市にかけてのエリアでも、伊豆縦貫道の工事が始まり、来年度には一部開通となるようです。最難関と思われる天城越えの区間でも、概略のルートは既に決まり、建設に向けてこれから詳細な設計…というところでしょうか。
伊豆半島に住んでいる方々にとっては、伊豆縦貫道の開通は単に「便利になる」というレベルに留まらない悲願なのですが、少しずつ全線開通に向けての歩みは進んでいます。私にとっても「第二のふるさとへの里帰り」が楽になりますし、もしまた下田行きの辞令が出たとしても、浜松との行き来が楽になってくれると嬉しいところ。早期開通を願っています。
ただ、あまり早く着けるようになってしまうと、観光客の皆さんが宿泊しなくなってしまうのが悩みどころになり得ます。実際に、今回のワタシたちも午後9時前に修善寺を出て、浜松まで帰ってきてしまいましたからね。午前様にならなかったのは驚くべきことです。もっとも、ETC深夜割引が適用になるのを待つほど若くもありませんが(汗)。
まあ、日帰りになったのは、当日思いつきで出掛けてしまった…ということもあるんですけどね。今度はどこかに宿を取って、のんびり遊びに行きたいものです。
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