2023年を一緒に過ごす新しいスマートフォンとして、AQUOS sense7を選ぶことにしたワタシ。しかし、次に決めなくてはならないことの方が、ずっと厄介な問題でした。どうやって手に入れるか?です。
AQUOS sense7については、今のところNTTドコモ、au、楽天モバイルとUQモバイルがキャリアブランドの製品を取り扱っています。ソフトバンクが含まれないのは、ひとまわり大きなプレミアム版のAQUOS sense7 plusを専売しているからですね。このplusも、単に大きいだけでなく、映像視聴にこだわっていろいろ仕様が変更されている面白い製品なのですが、n79が使えないのが何とも残念。確かにソフトバンクにはn79は不要なのですが…。
これ以外に、SIMフリーモデルをシャープ自身が販売するほか、MVNO各社でも取り扱っています。キャリアブランドのモデルにSIMロックを掛けることが禁止されるようになり、基本的に今売られている端末はすべて「SIMロックフリー」ではありますから、どれを買ってもハードウェアとしては基本的に同じということになります。
同じモノなら、より安く手に入れたくなるのが人情。シャープの公式オンラインストア「AQUOS Direct」で購入すると、本体のみの価格は54,450 円(税込)で、これが一応基準の価格ということになると思いますが、どこで購入するかによって、最終的な支払額は大きく変動します。だからこそ、どこで買うのかは結構悩ましい問題です。
今回は、「NTTドコモ回線(MVNOも含む)で使いたい」という前提があるので、auや楽天モバイルなどからの購入はあまり考慮しませんでした。もっとも、回線契約抜きで端末のみ購入しても良いことにはなっているので、劇的に安く買えたりするのなら検討には値するのですが…。
NTTドコモやauは、単純な分割払いではなく、2年後の残存価額を設定し、2年後に返却することを想定した(残価を支払って買い取ることも可能)残価設定クレジットのような支払いプランを用意しています。2年間だけ使うことを前提にするなら、総支払額は抑えられるのですが、最終的に支払った対象のモノが手元に残りません。
今どきのスマホは端末のバッテリー充電など自己管理が進歩して、「3年使っても大丈夫」なんて売り文句も見かけますが、それを2年で返してしまうのは何だか損した気分になりそうです。手元にあればいざという時の予備機にしたり、カメラに使ったり…ということもできますしね。2年を超えて使おうとすると、分割払いがさらに続くことになるので、お得だった分がどんどん目減りしていくことにもなります。
それよりも魅力的なのは、MVNOが実施している端末価格の値引きキャンペーン。残価設定クレジットよりもはるかにわかりやすく、しかもちゃんと手元に端末が残ります。特に、MNPで他社から引っ越してくるユーザー向けに、大幅な値引きを設定しているのをよく見かけますね。人気の看板機種であるAQUOS sense7も、もちろん対象になっています。ココを狙っていくのが素直な気がしました。
MNPを対象にした値引きサービスを利用するとなると、当然回線契約の乗り換えが発生します。私の場合、単純に1台のスマートフォンを乗り換えるだけでは済まないので、これまでの使い勝手が変わらないのか、少なくとも悪化することがないのかを確認して、乗り換え先を考えなくてはなりません。もちろん月々の維持費がどうなるかも重要です。少なくとも、単純に端末価格の割引率で決められる話ではありません。
どんどん考えなくてはならない案件が膨らんできてしまうのは困ったものですが、判断ミスをして損したり不便になったりするのではたまりません。ここは慎重に、乗り換え先をどこにするかの検討に入りました。…続きは、また次回。
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