先週土曜日の「ハママツの第九演奏会」に行く前に、ビックカメラ浜松店にちょっと寄ってきました。最大の目的は、この秋新登場したレッツノート・CF-SR3の実物展示を見てくること。ココになければ、まず浜松市内ではお目にかかれないはずで、もしなかったらどうしよう?遠征するのか?と不安を抱えながらの偵察でしたが、無事会えました。
展示されていたのは、このたび20年ぶりに変更された新色・カームグレイの筐体を持つモデル。これまでのシルバーダイヤモンド色とは明らかに異なる、落ち着いた色調です。画像を見た印象では、もう20年以上前に使っていたCF-S21の本体色と似ているのかな?と思ったのですが、あれと比べるとやや明るく、粒子は細かい印象を受けました。
現在私が使っているCF-SV8もそうなのですが、もう10年以上前のモデルから、レッツノートの天板は基本的にマグネシウム合金製で、上端部分にはプラスチックのパーツが填められています。天板上部に無線アンテナを搭載している関係で、電波を通さなくてはならずやむを得ない構造なのですが、今回CF-SR3を見ると、天板は一枚板にしか見えません。
無線アンテナが入っていることは従来と変わらないそうですが、マグネシウム合金のパーツと樹脂のパーツを継ぎ目のないように接合し、まとめて塗装して仕上げることで一枚板に見えるようにしているのだそうです。確かに、見ただけ、触れただけでは全くわかりません。
CF-SV8と比べると、全体的に角の丸みが少なくなっていますが、かといって角張った雰囲気でもありません。よく見ると、側面が底面に向かってやや絞り込まれていたりします。CF-SR3は「ノイズレスデザイン」を標榜しているわけですが、単に削ぎ落とすだけではなく、絶妙なバランスで成立しているようです。
軽さや強度は、もちろん安定のレッツノート・クオリティ。バッテリーが取り外してあったので実際の重量感はよくわかりませんが、画面が表示されて実際にWindowsが動いているのが不思議なくらいの軽さです。そして、強度に関しては全く不安を感じません。画面を閉じてはみましたが、捻る必要は感じなかったくらいです。
サイズ感としては、カタログ上はCF-QV1とほぼ同じはずなのですが、見た目はCF-SR3の方が小さく見えます。色味の違いで縮んで見えるだけなのか、ノイズレスデザインが効いているのかは何とも言えないところですね。少なくとも、厚みの分だけCF-SV8よりは確実にコンパクトに鞄に収まるはずです。
見た目は確かにずいぶんスッキリしましたが、中身は総じて想像したとおりの「普通の」レッツノートになっているようです。コレなら、買ってガッカリすることはなさそうです。まあ、買うの?と訊かれたら「とても買えない」としか答えようがないのですが…(涙)。
コメントを残す