CF-SV8のSSD交換に向けて突っ走っていますが、今回はちょっとひと休み。SSK Worldでは、数年に一度は鞄のことを話題にしています。最近は、1年おきくらいのペースで、通勤に使うために新しいカバンを購入しているような気がします。といっても、別にオシャレのために買い増しているわけではなく、結構よく壊れてしまうんですよね。
昨年まで使っていたのは、手提げにも、ショルダーバッグにも、バックパックにも使える、いわゆる3WAY仕様のビジネスバッグです。2年少々使ったのですが、先日メインルームのジッパーが壊れて閉められなくなってしまい、残念ながらお役御免ということに。修理するよりも新しいのを買った方が安いので、また新しいものを探していました。
妻からもいつも「荷物が多すぎる」と言われます。絶対的な量の多さもありますが、最大の問題はカバンの大きさに見合わないほどの量を無理矢理詰め込んでしまうところ。しかも、人より小さいカバンが好き…というのが何とも困った話です。振り返れば、20年以上前から小さめのカバンにこだわっています。アレも、ソレも、こんなのもありましたが、全部小さめサイズです。
なかなか次を決められない私に、妻がLINEのメッセージでリンクを送ってきました。商品名のアタマに、「40L 大容量」と書いてあります。いっそこのくらい大きなカバンにしないと、またすぐ壊しちゃうでしょ?という無言のプレッシャーを感じます(汗)。
リンク先の商品を見てみると、「WILLING」というブランドのバックパックだそうで、巷では最近ちょっと話題になっている商品のようです。どうやら正規ルートは楽天市場しかないらしく、Amazon.co.jpなどではよく似た形の商品は売られているものの、ホンモノは確かに見当たりません。クチコミの評価も高く、しかもそのコメントにちゃんと中身があるように感じたので、そこを信じて買ってみることにしました。
商品は大きな箱に入ってゆうパックで届きました。開けてみると、さすがに40Lもあるバックパックということで、これまで使っていたバッグよりも明らかにひとまわり大きく、かなりの存在感があります。生地がしっかりしていて型崩れせず、荷物が空っぽでも自立させられるほどです。
もともとのバッグに入れていた中身をすべて放り込んでみましたが、まだ余裕たっぷりです。大容量を謳うだけのことはあります。1~2泊の出張くらいなら、着替えまで含めてちゃんと入りそうです。
背中側にPCを収納することを想定したクッション付きのスペースがありますが、ここには17型クラスの大型ノートPCでも入るそうです。12.1型画面のレッツノート・CF-SV8では持て余してしまうレベル。横向きにも入ります。職場のモバイルPCも一緒に放り込めそうです…2台持ちの生活、いつまでも続けたくはないんだけどなぁ。
それだけ大量に荷物を詰めると、重量もタイヘンなことになりそうですが、コレを受け止める肩紐や手提げの把手あたりは、過剰なのでは?と思うくらい頑丈に作られています。とにかく、太いです。
重い荷物をたっぷり運ぶ性能面はもちろん、機能面にも面白いポイントがあります。例えば、背中に当たる側にある、長財布がすっぽり収まる横長の大きなポケット。背負ったままで中身を取り出せて、しかも外からカバンを開けたり切ったりして中身を盗まれるリスクが低い…ということで、最近この位置のポケットを売りにしている製品を結構見かけます。
実際に背負った状態で手を回して試してみましたが、少々肩紐を緩めさえすれば確かに背負ったままで手探りでジッパーを開け、中身を取り出すことができます。コレは便利です。もっとも、財布を取り出すような用事自体が最近はどんどん減っていますが…。
これまた最近の製品ではよく見かける特殊装備として、バッグにUSBのコネクターが装備されていて、内側にはケーブルが伸びている…という仕掛けがあります。要するにUSBの延長ケーブルのようなもので、ケーブルにモバイルバッテリーをつなぎ、外側のコネクターにはケーブルをつなげば、そこからスマートフォンなどを充電できる…という仕組みです。
ただ、このコネクター&ケーブルがType-A仕様なので、急速充電はUSB PDにしか対応していないAQUOS sense7だと、超ゆっくりの標準USBの充電しか行えません(USB PDはType-Cコネクターが大前提)。これなら、ケーブルの通し穴だけ開いている方がまだ融通が利きます。コネクターを交換できればもっと良いのですが…。
もともと撥水性の高い生地で作られていますが、さらにレインカバーも標準で添付されています。何故か雨傘が全然用を成さないワタシにとっては、実にウレシイ装備ですね。出番はかなり多くなりそうです。
届いた翌日から、早速コレを背負って通勤しています。大きなバッグは嵩張って持ちにくいんじゃないかなぁ…と思っていましたが、実際に使ってみるとそうでもありません。太い肩紐やクッションの厚い背中部分がピッタリとフィットして、背負った重さもそれほど感じません。
荷物はとにかくたくさん入ります。これまでは別の袋で持って歩くことが多かった弁当も、着替え用の衣類も、全部中に入ります。出張先でもらう資料の冊子なども余裕を持って収まります。パソコン2台を入れて移動する場面も既にありましたが、相当な重量になっているはずなのに、それでも背中でバランスを保ってくれます。
レインカバーも、早速出番がありました。それも雨ではなく、吹雪の中を歩いて帰ってきたのですが、レインカバー+雨合羽で装備を固めたおかげか、ほとんど濡れずに帰宅することができました。
総じて使い勝手には満足しています。大きなバッグを使ってこなかったのは、食わず嫌いだったなぁ…と感じているところです。あとは耐久性というよりも、この容量に任せてまた詰め込みすぎないように気をつけなくてはなりませんが、コレが一杯になるほど詰め込んだら、それこそ重すぎて歩けなくなりそうなので、案外大丈夫な気がしています。
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