2023年が始まって3週間が経ちました。昨年のうちに片付けておきたかったテーマがスマートフォンの買い換えだったのですが、これについては無事結論が出て、年末年始にかけては記事を連投しているところです。そして、2023年を迎えた今、SSK Worldとしてはどうしても進路を決めておきたい問題がもう一つあります。
レッツノート・CF-SV8を購入してから、間もなく満4年を迎えます。ありがたいことに、CPU等の演算パフォーマンスについては、場面によってはやや陰りも出てきたものの、決定的なストレスを生む段階までは劣化していません。もう何年もの間、プライベートではPCにあまり負担を掛ける仕事をしてこなかった…ということもありますけどね。
しかし、ひとつだけ今後が心配なのがC:ドライブの空き容量です。256 GBのSSDが9割方埋まっている状況で、既にコレはレッドゾーン。振り返ってみると、1年経過時には既に危機感を持っていたわけですが、それでもOneDriveのローカルキャッシュを整理するなどして何とか乗り切ってきました。とはいえ、どうしてもローカルに置かざるを得ないデータもそこそこある中で、さすがに限界です。
対策としていちばんわかりやすいのは、内蔵SSDの容量を増やすこと。残念ながら、パナソニック公式では交換サービスは提供されていませんが、これまでも内蔵SSDの交換作業は自ら手がけてきましたし、「CF-SV8 SSD交換」等と検索してみれば、この作業はこれまでのレッツノートたちの中でも相当簡単であることがわかります。YouTubeの動画解説だっていくつもあります。
しかし、「4年特別保証プレミアム」の存在が壁になっていました。通常の故障のみならず自然災害や盗難まで対応していただける、まさにプレミアムな保証ですが、ユーザーが自ら分解してしまえば保証対象外になってしまいます。しっかりと封印のシールまで貼ってありますからね。弁解の余地はありません。
4年が過ぎて保証が切れたからといって、分解して良いわけではないのでしょうけれど、少なくとも「保証のおカネも払っているのに勿体ないなぁ」という思いはなくなります。そろそろ、SSDを交換しましょう。
内蔵SSDをどのくらいの容量まで増強するのか?と考えたときに、ひとつ念頭に置かなくてはならないのが、Microsoft 365サービスの一部として1 TBのオンラインストレージ「OneDrive」を利用していること。極力多くのデータをローカルキャッシュとしても保持しておこうとすると、最低でも1 TB、できれば2 TBは欲しいところです。
2 TBあれば確実にすべてをローカルキャッシュに保持して、3-2-1ルールをデスクトップPC抜きで実践できるようになります。とはいえ、現状ではOneDriveの使用量は300 GB程度で、動画投稿にでも目覚めない限りは劇的に増えていく見込みもないので、当面は1 TBでもすべてを保持可能でしょう。
1 TBと2 TBを比べたときに、現状で容量あたり価格が安いのは1 TBの方。また、SSDは容量が増えるほど多チャンネルのアクセスを行って性能が向上していく傾向にありますが、1 TBくらいで性能向上が頭打ちになる製品がほとんどです。
これらの状況を鑑みて、今回は1 TBのSSDへの換装を目指すことにしました。そんなことを言いつつ、もしおカネに余裕があれば、迷わず2 TBの製品を選んでしまうのでしょうけれど、何しろ今期はスマホ買っちゃってますしね~。限られたおサイフの中身で、何とかSSK Worldとして最大限の幸福を目指したいところなのです。
CF-SV8のSSDのインターフェースは、PCIe Gen3x4(PCI Express 第3世代×4レーン、の意味) NVMe仕様のM.2。交換する新しいSSDは、ハイエンドのPCIe Gen4x4(Gen5ももう出てきますが)対応である必要はありません。例えばAmazonで「nvme m.2 ssd 1tb gen3」のようなキーワードで検索を掛けると、実に多くの製品が表示されます。
各メーカーのラインナップとしては、PCIe Gen3x4仕様だと既にローエンドに近い扱いなのか、1 TBの製品が1万円前後のところにひしめき合っています。しかも、ローエンドといえどもPCIe Gen3x4の最高速に近い3 GB/s台の転送速度を持つ製品が結構あります。これでは、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
とりあえずは予算を1万円程度に設定して、どれを買うのがいちばん幸福になれそうなのか?を考えてみたわけですが…この話を始めると夜が明けそうなので、続きはまた今度にさせてください。
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