少し前の話になりますが、1月11日にレッツノートの2023年春モデルが発表されました。発表から私がココで触れるまでに時間が空いているときは、たいして魅力的な変化がなかった…というのが通例なのですが、今回も…まあ…そんなものです。
とはいえ、トピックはありました。ネット直販「パナソニックストアプラス」限定で、「CF-FV4 プレミアムエディション」が投入されます。数字がひとつステップアップしているのは、CPUに第13世代のIntel Core i7プロセッサーを搭載したから。このモデルに搭載されるCore i7-1360Pは、P-Core×4・E-Core×8という構成ではCF-SR3プレミアムエディションに載っている第12世代のCore i7-1270Pと同じですが、動作周波数の向上や内蔵キャッシュの増量等で高性能化が図られています。
第12世代のCore iシリーズプロセッサーが登場したときにも、とりあえず最上位モデルとしてFVシリーズの一部に限定投入されました。今回も全く同じパターンです。最初は安定して大量に供給されないからこうしているのかも知れませんが、ともかく新しい世代の製品もちゃんと作れる!ということを示した形です。
CF-FV4については、Wi-Fi 6Eへの対応が行われたのもポイントのひとつですね。CPU世代が更新されるついでに、このあたりもアップデートしたということなのでしょう。ただ、残念なのはCF-FV3/SR3/SV2/QV1についてはWi-Fi 6対応のままでアップデートがなかったこと。これらは基本的には2022年秋冬モデルそのままということで、ほんの一部分だけに手を入れるのもタイヘンなのかも知れません。
とりあえず、進歩できるポーズは示したけれど実質的には足踏み、といったところでしょうか。夏以降に期待です。それよりも、現在使っているCF-SV8の方がいよいよタイヘンな事態になりつつあるのが気になるところ。買い換えもできない以上、ちょっとテコ入れしなくては…。
コメントを残す