私の新しいスマートフォン・AQUOS sense7は、急速充電規格としてはUSB PDにしか対応していないことが明確になりましたが、これに関連してひとつ気になっているのが、モバイルバッテリーが急速充電に対応できなくなってしまったことです。
現在はAnkerのPowerCore+ 10050を使っています(6年前に買ったもの…という事実にビックリ)が、これはQualcomm Quick Charge 2.0対応というのが売りのひとつで、9 V・2 Aの18 Wでの給電が可能です。実際にReno3 Aではきちんと認識されていました。
これをAQUOS sense7につないでみたところ、出力は5 V・1.5 Aあたり。前回の調査結果も踏まえると、おそらくUSB BC 1.2として電源供給を受けています。電力にすると7.5 Wですから、QC2.0の4割程度。相当、ゆっくりです。
それなら、これをUSB PD対応のモバイルバッテリーに買い換えるか?となると、話はそう単純ではありません。そもそもモバイルバッテリーなんか持たずともまる一日動けるに越したことはないわけで、今のところAQUOS sense7にはそれをやってのける能力があります。
むしろバッテリーだけでまる一日動けないのが問題になるのはレッツノート・CF-SV8の方ですが、フォローする方法はひとつではありません。本体バッテリー自体が交換可能なので、これを新品に差し替える手があります。また、スマホや他の機器にも汎用的に使えるように、これまでより大容量のモバイルバッテリーを用意するのも選択肢のひとつです。
ただ、充電規格はUSB PDにさえ対応してしまえばオールマイティーになった…というのはありがたいことです。CF-SV8も、AQUOS sense7も、WF-1000XM4も、さらにはNintendo Switchも充電可能です。面白いところでは、最大65 WのUSB PD対応ACアダプターに10,000 mAhのバッテリーを内蔵した(そして別々に持つよりは軽い)Anker 733 Power Bankなんて商品もありますね。
結構選択肢が豊富になっていますし、どうするか、またちょっと考えてみますか。…まあ、この冬は既に予算オーバーで、切迫した必要性もないので先送りになりそうですが。
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