先週、我が家の入口の門に据え付けていたローズアーチに代わって、小さなパーゴラを作ったことを紹介しました。このときに「実は妻からのオーダーはここからが本番」なんて思わせぶりな前振りをしてあったところです。それは、「門扉を取り付けてほしい」というものでした。
そもそも、我が家の入口の板塀と門扉は、10年前に家が建ってから間もない頃に、柱だけは生けてもらって、自分たちで板を打ち付けて作ったものでした。我が家のエクステリアはほとんど私がDIYで作りましたが、これが最初に手がけた「仕事」ということになります。
その後、再塗装したり、ネジが緩んで歪んできたのを補修したりしてメンテナンスはしてきたのですが、修理していく中で「そもそも扉って要る?」という話になり、2021年1月に門扉は取り外しました。そのときには、また必要になったときに取り付ければ良いか…ということで、門扉は倉庫で保管しておきました。
2年ほどはそのままで過ごしていたのですが、最近になって諸般の事情により「やっぱり、また取り付けよう」ということになりました。いろいろと、物騒だったり危険だったりしますしね。
しかし、単に元通りに取り付ければそれでおしまい…というわけにはいきませんでした。というのも、去年パーゴラの支柱を片側だけ立てたときには、扉を取り付け直すことは全く考えずに、門柱に直に支柱を取り付けてしまったんですよね。
最初に門扉を取り付けたときには、門柱に直に蝶番をネジ止めして、板塀と同一平面上に門扉が続くように作ってありました。パーゴラの支柱は門柱から飛び出した形になっているので、以前と同じように取り付けてしまうと、門扉の幅が広すぎて収まりません。
そこで、門扉の方を少し外側にずらして、蝶番の支点が門扉の縁から少し内側に入ったところになるようにしました。妻からは「パーゴラの外側に、内開きになるように」というオーダーがあったので、コレに合わせるように設計。門扉を内側に開くと、端がちょっと外側に飛び出します。まあ、微々たるものなので気にしないことにしましょう。ちょっと開き方がカッコいい気もするし。
こうして、無事に門扉を取り付けることが出来ました。後付けの現物合わせで強引に合わせたようにはとても見えません。イイ仕事だなぁ…と自画自賛させてください(笑)。
大きなモノをDIYで作ったのは1年ぶり近かったわけですが、やっぱりこういう作業は楽しいですね。最近、個人的には公私ともにいろいろとモヤモヤする話が多かったのですが、実に良い気分転換になりました。
そもそも、こういう時間を作るのがだんだんタイヘンになってきていますが、それでもときどきは新しいものを作ってみたいですね。メンテナンスしなくてはならないものも出てきていますが、それはまた義務感が出てきてツラいところもありますし…。
コメントを残す