4月になりました。私は、6年ぶりに職場を異動になるなど、個人的にはちょっとしたバタバタはありましたが、それでも嘘をつく余裕くらいはあったわけで、まあまあ落ち着いた春を迎えております。
すっかり気温は上がり、庭での作業が心地よい時期になってきました。ここ数年は庭が荒れ放題になってしまい、楽しんで庭いじり…というよりも義務感に追い立てられての作業ばかりになっています。何とかして、元通りのペースに戻したいと思っているのですが、なかなかままなりません。
そんな中で、妻からちょっとリクエストがあり、1年ほど放りっぱなしだった宿題を片付けることにしました。昨年老朽化した玄関の鉄製のローズアーチを取り除いた後に、小さなパーゴラを作るつもりで、片側だけ柱を立ち上げてありました。今年のバラが伸び始める前に、続きも作っておかなくてはなりません。
1年ぶりに、ホームセンターで材料になる木材を調達してきました。倉庫を建てたときの廃材を活用する方針で、最低限のものだけ買ってきたつもりなのですが、2×4の6フィート2本、1×4の6フィートも2本、あとはSPFの細い角材も6フィートを1本買って、合計2,700 円ほど。ウッドショックの余波は、まだ収まっていません。
昨年左側の柱を立ち上げたときと同様に、はしご形の部材をテーブルの上で垂直に気をつけて丁寧に組み上げ、それを門柱に右側の柱として固定しました。もちろん、水平・垂直にはこの時点で細心の注意を払います。
あらかじめ設計寸法で刻んであった2本の1×4材を、柱の両端に固定します。多少歪んでいてもこの段階で強引に合わせてしまえば…と思っていたのですが、拍子抜けするくらいピッタリと収まりました。1年前から立ててあった左側の柱も、捻れ等は皆無。誉めて、誉めて(笑)。
あとは1×4材の間にバラが伝うためのハシゴを取り付けて出来上がりです。これも、設計どおりの長さの材がちゃんと収まってくれました。
塗装は、去年塗るために買ったキシラデコールがまだ十分に残っていたので、これを丁寧に2回塗りしました。1年間風雨にさらされていた左側の柱と見比べても、違和感がないくらいに仕上がりました。まあ、頑張ったのは私ではなくて塗料なのですが。
とりあえず、パーゴラとしてはこれで完成。あとは、既に柱のてっぺん近くまで登っているバラの蔓を、どう誘導していくか?ですね。しばらくは様子を見ながらの手入れが必要そうです。
そして、今回のDIYはまだ完成ではありません。妻からのオーダーの本番は、実はこれから始まるのでした。続きはまた回を改めて。
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