5月も半分が過ぎました。ここ数年、我が家で5月の恒例行事となっているもののひとつが、薪ストーブのメンテナンス。家を新築した頃は煙突掃除を自分でやっていたのですが、2018年からは毎年、ストーブを設置していただいたランドマークストーブさんにお願いしています。
毎年4月頃に「早期予約割引キャンペーン」のダイレクトメールをいただくので、忘れないうちにすぐお願いしています。富士市にある店からはるばる浜松まで来ていただかなくてはならず、実は出張費が結構バカにならないのですが、日程をお任せにすると、他のお宅も合わせて予定を組んでいただけるので、ちょっぴりお得になるチャンスがあります。
今年のメンテナンス日もそんな形で決めていただき、5月17日に決定。平日の水曜日なので、おカネをもらう仕事はちょっとお休みをいただいて、私が立ち会います。そもそも、メンテナンスをお願いしているのは自分が楽をしたいからではなく、10年も使っているのに全然使い方が上達しない我が家に、厳しい愛の鞭をいただきたいから。単なる掃除ではなく、使い方の採点を受ける場でもあります。
とはいうものの、今回は正直なところうまく燃やせた自信が全然ありませんでした。触媒の温度が全然上がらない場面が結構見られていたからです。私が点火するときには、大量に焚き付けを投入し、薪もドッサリ追加して、何とかして500度くらいまでは上がるように…と頑張るのですが、どうしても時間がかかることがありました。妻も、お義父さんも同じようなコトが多かったようです。
案の定、今年も煙突掃除の冒頭、スライド煙突を外すところで多大なご迷惑を掛けることになりました。さすがにストーブ本体を動かすところまではいきませんでしたが、スライドできるまでには相当時間がかかりました。やはり、内側には光沢のあるタールが張り付いているようで、煙突掃除のブラシを通すと大量に落ちてきました。
思い返してみると、今シーズンは妻から「薪が重い」と言われたことがありました。そのときは、針葉樹よりは広葉樹の方が密度が高くて重いのは当たり前なんだよなぁ…と思っていたのですが、そうではなくて、単に水分が抜けきっていなかっただけだったのかも知れません。
昨年も、例に漏れず薪の大移動は何回か行ったのですが、もしかするとあそこで移し間違えたかも…と思い当たる節があります。薪の含水率が高ければ、温度が上がらないのは当たり前。実に初歩的な不手際です。10年目にしてこんなことをやっているようでは、上達どころの話ではありません。依然として素人の域をウロウロしています。
今シーズンは後半にあまりストーブを点火せず、想定していたよりも多くの薪が冬を越しました。次のシーズンは、少なくとも年明けくらいまではまる2年以上乾燥させた薪を使うことができます。次こそは含水率の管理を間違えないように気をつけて、しっかり高温で燃焼させ、ランドマークストーブさんに褒めていただけるようにがんばらなくては。
そのためには、来年もメンテナンスには来てもらわなくてはなりませんね。今のうちに、予約しておこうかしら?
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