先日ご紹介した、AQUOS sense7用のiFace First Classケースの話題の続き。取り付けたときに保護フィルムの端がめくれ上がってしまうのが悩みでしたが、ちょっと対策することにしました。
側面から微妙に前面に回り込んでいるケースの縁に保護フィルムが干渉し、ケースの縁が保護フィルムの側面を押し出したり、下に入り込んだりする状態になって剥がしてしまいます。あまり考えずにはめ込んでしまうと、確実に下端部分がめくれ上がりますし、丁寧にはめ込んでみても、しばらく使っているとフィルムが浮き上がってきます。これでは安心して使えませんよね。
同一メーカーのケースとフィルムの間では、干渉について考慮されているのが普通ですが、他社製品同士を組み合わせると、どうしても合わないこともあります。フィルムとしては、ガラス面をなるべく広い範囲で保護するのが優秀な商品…という評価をされることが多いだけに、このあたりの相性問題はなかなか面倒です。
ただ、今回の場合、上端部分を見ると、ケースの縁とフィルムの縁の間には約1 mmの隙間があるのがわかります。このフィルムでも、貼り付け位置を0.5~0.7 mmほど上にずらして貼り付け直せば、下端部分の干渉を防げそうです。
今回使った保護フィルムは、以前から愛用しているLOOFの「強化ソフトフィルム」という商品で、柔らかいTPU製。剥がして貼り直すのは至難の業です。その代わり、基本的に2枚セットで売られているもので、我が家にはまだ1枚予備が残っていました。貼り直しにチャレンジです。
このフィルムは、フィルム本体の裏面(ガラスに張り付く側)に、粘着性があり2分割された剥離シートが付いていて、フィルムを貼り付ける前の段階で、かなりシビアな位置合わせが可能な仕様になっています。ガラスの四隅に残る隙間が均等になるように、何度も何度も剥離シート面を剥がしては貼り直し、位置を合わせました。
あとはWeb上のマニュアル(この製品には紙媒体の作業説明書が添付されていません)に従って剥離シートを剥がし、表面の保護シートを剥がし…と進めていけば作業は完了。気泡も全く入らず、完璧と言って良い仕上がりになりました…自画自賛(笑)。実は作業中の写真が全くないのは撮っている余裕がなかったから…というのはナイショにしておきたいところです。
First Classケースにはめ込んでも、四隅の隙間は全て残った状態。全く気を遣わずとも、はめ込んだり外したりできるようになりました。もちろん、使っている間にめくれ上がってくることもありません。
貼り付ける位置を0.5 mmほどずらしただけで、ここまで使い勝手が変わってくるのは衝撃的です。保護フィルムの貼り付けにはもうすっかり慣れたつもりでいましたが、もっと丁寧な作業を覚えなくては!と感じた出来事でした。
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