気がつけば、私のスマートフォン・AQUOS sense7は使い始めてから1年を超えています。そんなことも全然意識しなかったくらい、生活の一部に溶け込んでいます。基本的に、スマホでやりたいことのほとんどは、ストレスなくできていると思います。カメラを起動するとバックグラウンドのあらゆるものがほぼ機能停止してしまうのだけは、ちょっとストレスを感じますけどね。カメラそのものは良いだけに、何とももったいないところです。
昨年の秋には、直系の後継モデルとなるAQUOS sense8が発表されました。外観は間違い探し?と言うくらいのレベルでそっくりですが、中身は刷新されています。いちばん大きいのは、AQUOS sense7のメインプロセッサーが登場時点で既に古さを感じさせるSnapdragon 695 5Gだったのに対して、新世代のSnapdragon 6 Gen 1が採用されたこと。4K動画も撮れるようになりました。
メインカメラに光学式手ぶれ補正が追加されるなど、機能面・性能面のステップアップは顕著に認められるのですが、1年で買い換えようとまでは思えませんね。さすがに外観がほぼ同じというのは…。AQUOS sense6以前の機種からなら、乗り換えは満足できるモノになりそうです。
…というのはともかく、今回のテーマはAQUOS sense7そのものというよりは、DSDVでの2回線運用の方法について。現在は、物理SIMでOCNモバイルONE、eSIMでpovo2.0という形になっています。
多くの方々が知っている電話番号はOCNモバイルONEのものなので、一応こちらがメインということになります。とはいえ、OCNモバイルONEは既に昨年6月で新規受け付けを終了し、既存ユーザーへのサービスだけを続けている状態。NTTドコモとしては、irumoなどの新サービスに移行させたいはずです。しかし、OCNモバイルONEにはMUSICカウントフリーという魅力的なオプションサービスがありますから、サービスが終了するまで…というくらいのつもりで、使用を継続しています。
一方のpovo2.0は、回線障害などでOCNモバイルONE(というよりNTTドコモ回線)が使えなくなったときのサブ回線として契約したもので、基本料金ゼロというのが最大のセールスポイント。しかし、実際に使い始めると、眠らせっぱなしにしておくのはもったいない、様々な魅力があります。auでなくてはつながらない場所に出掛けるときに、1日単位のショートリリーフが可能ですし、トッピングの中には異分野の商品と組み合わせた面白い企画もときどき登場します。
音声通話は2回線同時に待ち受けできるわけですし、そもそも音声通話の重要度は日常生活の中でどんどん低下しています。どちらがメインでサブなのかを決めなくてはならないわけではありません。当面は、持っている2つの回線を場合によって使い分けながら行くことになりそうです。
妻はauの回線でiPhoneを使っていましたが、povo(1.0)が登場したときに契約を切り替えていました。povo1.0は、ahamoなどと一緒に「20 GB・3,000 円程度」のサービスとしてスタートしたわけですが、auとしては最初からpovo2.0のようなサービスを考えていたところに、政府から尻を叩かれて、他社と横並びで仕方なく出したプランだったんだろうなぁ…と思っています。povo2.0が登場してからもしばらくそのままだったのですが、家庭の出費をいろいろと見直していく中で、povo2.0に切り替えてもらうことにしました。どうも、データ通信量が余ることが多かったようでしたしね。
povo2.0では「povoおともだち紹介プログラム」というのがあって、紹介したユーザーにも紹介されて加入したユーザーにも特典がもらえます。今のところ、紹介した側の特典は3 GB(30 日間)のデータとなっています。紹介された側は、最初の24時間データ使い放題に加え、その後最初に購入したトッピングに応じてさらに24時間×α日のデータ使い放題がもらえるのだそうです。もらえるモノはもらっておかなくては!というわけで、ワタシも妻を紹介しました。専用のクーポンコードを発行してもらい、妻が切り替える際にそれを入力します。
クーポンコードは昨年末には妻に渡してあったのですが、ようやく1月の中頃になって引っ越しを済ませたらしく、povoから「【povo】povoおともだち紹介プログラムのご紹介者特典を進呈しました」というメールが届いて、初めてそのことを知りました。特典の3 GBは即時適用されているそうで、実際にpovoアプリを起動してみたら、確かに3 GB使えるようになっています。
せっかく頂いた通信量なので、使わせていただくことにしました。データ通信はpovoを使いつつ、通話やSMSはOCNモバイルONEを優先して使う設定にしています。OSがAndroid 13にバージョンアップされたことで、設定周りの階層構造が少し整理されましたが、それでもまだわかりにくい部分はあります。
切り替えた最初の時にだけ、LINEとdアカウントがちょっと気持ち悪そうにしていましたが、それ以外には特に問題も無く使えています。ただ、接続先のネットワークを見ていると、自宅周辺ではOCNモバイルONEよりも「5G」表示される場面が少ない気がします。田舎だからなぁ…しかもauは5Gに本気で取り組む気がなさそうだし。それ以前に、そもそも5Gって要る?という疑問もありますが。
音楽をストリーミングで聴くときは、やっぱりOCNモバイルONEのMUSICカウントフリーを使いたくなります。今のところは、聴きたいときだけデータ通信の回線を切り替える…という形で使っています。
音楽を聴くときだけOCNモバイルONEを使うようにすれば、最低限の通信量だけの安価な契約で回線を維持して、メインをpovoに切り替えることもできるのでは?と思ったのですが、話はそう簡単ではありません。昨日もそんな意図で、今月は初めて一時的にOCNモバイルONEに切り替えたのですが、カウントフリーにならない通信量が結構ありました。
音楽を聴いているときでも、バックグラウンドでは他のアプリやAndroidシステムが通信するので、こうなってしまうんですよね。音楽を聴くときだけ他のアプリの通信を全部止めることは、設定をその都度変えればできそうですが、あまりにも面倒です。それなら音楽専用端末を用意した方がまだスッキリするのですが…そこまでするのもまた面倒だしなぁ。
1月の末に、povoの期間限定トッピングとして「1 GB(180 日間)」というのがありました。これで630 円(10 %税込)ですから、月々120円ほど。サブ回線として回線を維持しておく使い道としては、なかなかお買い得です。コレはトッピングしておくことにしました。
まだ先日頂いた「データボーナス」の3 GB分が残っていますが、povoのトッピングは、複数のデータ通信が購入されていると、有効期限の近いモノから順に消費されていく仕様になっていますから、特に問題はありません。データボーナス分が切れるときに、余分に通信を使いすぎないように気をつけましょう。おそらく、povoアプリが通知してくれると思うのですが。
今回の1 GB(180 日間)は、1月30日、31日のたった2日間の限定で販売されていたものでした。こういう激レアトッピングを逃さないように、povoのアプリはちゃんと監視しておかなくてはなりませんね。半年後の7月末くらいに、またコレを出してくれないかなぁ…。案外、そのときにはサブ回線からメインに昇格していて、「もう要らないや」となっているかも知れませんけどね。
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