AQUOS sense7に、Android 14へのOSアップデートの配信が始まりました。製品ページには、「発売日から2年間、OSバージョンアップに対応」と書かれています。Android 15は開発者向けのプレビュー版が登場したばかりですが、バージョンアップの機会はもう1回あるかどうか?というところでしょうか。これで最後だと思っておいた方が良さそうな気がします。
それにしても、2年でOSアップデートを打ち切る一方で、「3年経っても90%以上のバッテリーライフを維持できる」という謳い文句があるのは、どうも矛盾を感じるわけですが…シャープさんはどうお考えなのでしょうか。他社の製品でも、そういうところの不整合はときどき見かけます。
…というのはともかく、せっかくのアップデートですから、ワタシも適用してみることにしました。最初は通知が飛んできます。「OSアップデートできます」とだけ書いてありますが、中央の「SHARP公式HP」リンクをタップすると、Android 14へのアップデートの説明が出てきます。OSのバージョンアップに伴う変化以外にも、ホーム画面やカメラアプリなどのAQUOS独自部分にも手が入れられているようです。
Android 13へのOSアップデートの時よりも大きな、1.58 GBのダウンロードが発生します。Wi-Fiは必須ですね。
ダウンロードからインストール、その後のデバイス最適化までのプロセスはバックグラウンドで行ってくれるので、使いながらでも作業が進められます。最後に再起動すれば、作業は完了です。
再起動すると、「最新Androidへようこそ!」という通知が届いているのですが、ホーム画面を見ても、どうやら全く変わっていないようです。まあ、ココでいきなり派手に変わられても操作に困ってしまうのですが。おそらく、あえて変えないようにしてあるのでしょう。
それでも、操作してみるとすぐに気付く違いはそこそこあります。設定画面の階層構成は、Android 13のときにもかなり変わった印象がありましたが、そこからさらに整理が進んだ気がします。これまでは「不明」と表示されていることも多かったpovo2.0回線の電話番号も、常に表示できているようです。このあたりは、新しいサービスへの対応が進んだということでしょう。
ホーム画面のスタイル変更については、これまでよりもできることが増えているようです。アプリアイコンの形が五種類から選べるようになりました。丸や四角の他に、「ティアドロップ」なんて形もあります。
アプリアイコンの色を、壁紙等に合わせたモノクロの色調に変更できる「テーマアイコン」は、Android 12でMaterial Youが導入されたときからシステムの機能としてあったものです。統一できればオシャレなのですが、対応アイコンが用意されていないアプリもまだまだ多いので、かえって画面はチグハグした感じになってしまいます。まだ時期尚早かな。
動作は至って軽快で、アップデートが悪影響を及ぼしているようには感じません。とりあえずは目立った不具合も見当たりません。まあ、今さらOSのアップデート程度でハラハラするような時代でもないのかも知れません。アップデートだけで何本も記事を書けるほどネタがあった時代が懐かしいなぁ…いや、決してアレは幸せなことではなかったと思うのですが。
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