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我が家に「ちょうどいい」となるか (2)

先日からちょっと気になっている新型フリードの件ですが、依然として実車を見に行くことはできていませんでした。コレでは判断のしようが無いのだけどなぁ…と思いつつ、とりあえずは自分が動ける範囲の情報を集めながら、いろいろ考えていました。

妻とは改めて「小さなクルマ」について意見を交換しました。実は現在妻の店は一時休業中なのですが、いずれ再開したいとは考えているとのこと。ただ、大量の荷物を持ち込んでイベントに出店するのも体力的にタイヘンになってきていて、こぢんまりと出店することなら、これからもあるかも…という話になりました。「イベント出店は引退」という話は出ませんでしたから、やはり相応の荷物が積めるクルマでないと、後々に禍根を残しそうです。

後部座席の座り心地についても、改めて話を聞いてみました。天井の高さなどの問題もありますが、どうやらポイントになりそうなのが「後部座席っぽいのは疲れる」という話。3人掛けベンチシートのフィットあたりが、まさにこのイメージですね。一方、現在の愛車である「ブラックパール2世号」ことステップワゴン e:HEV スパーダの2列目は、1人掛けの座席が独立して2個あるキャプテンシート仕様。座り心地という点では、レベルは段違いです。

フリードの場合は6人乗り仕様のみがキャプテンシート。荷物がたっぷり載せられそうなCROSSTAR 5人乗り仕様CROSSTAR スロープの2列目は、フィットそっくりのベンチシートで、選択肢からは外さざるを得なくなります。

実は、フリードを選択肢に入れるなら、トヨタのディーラーに行って永遠のライバル・シエンタも見てみなくてはフェアな選択ではないなぁ…と思っていたのですが、シエンタの2列目シートは全て3人掛けのベンチシート。こうなると、フリードの2列目シートが満足できないのなら、乗り換えるべきではないという判断で良さそうです。


ようやく重い腰を上げて、いつもお世話になっているホンダのディーラーに、新型フリードを見せていただくべく足を運びました。現在、ホンダの新車販売拠点には全て新型フリードが配備されているそうで、こちらの店にも、6人乗り仕様のe:HEV AIR EXグレードが試乗車として置かれていました。まさに今回の目的にはぴったりのクルマです。

いつもイベントの際に荷物を詰め込むプラスチックのコンテナ1個と5 mのメジャーを持ち込んで、どのくらいの荷物が積めそうか、実際に寸法を測ってみました。跳ね上げた3列目シートの間の幅は約82 cm、荷室の高さは122 cm。短辺の幅36 cm、高さ31 cmのコンテナは、それだけなら2個を並べて3段積めることになります。

2列目シート後端から最後尾までの荷室長は約90 cm ~ 120 cm(2列目は前後にロングスライドするので)。折りたたんだ長さが110 cmのタープや、60 cm四方のテーブルあたりも収まりそうです。組み立て式の飾り棚は高さが140 cmあるので、ブラックパール2世号に積むとき同様に2列目のシートの間に通すしかなさそうです。全く同じ方法論は使えませんが、工夫すればそこそこ荷物は積めそうな感触を持ちました。


運転席に座ってみました

荷物だけでなく、人の乗り心地の方も確認しておかなくてはなりません。運転席に座ってみると、ステップワゴンとあまり変わらない、ミニバンらしい着座姿勢です。ただ、前方の視界が実にスッキリしています。最初はちょっとふわふわしたような違和感を覚えるほどです。フィットのそれによく似ていますね。もっとも、すぐに慣れるので問題はありません。

フィットそっくりのメーターパネル

液晶ディスプレイのドットマトリクス表示になったメーターパネルも、フィットそっくりです。ステアリングリモコンのちょっと操作しにくいホームメニュー形式も、e:HEVとガソリン車で共通のシフトレバーも、やはりフィットそっくり。基本的に共通のプラットフォームから作り分けられている兄弟車ですから、そんなものかも知れません。

e:HEVらしいパワフルな出足は、このクルマでもしっかり体感できます。ストレスなくしっかり走って、曲がって、止まってくれます。クルマとしての走りの気持ちよさは流石です。明らかにファミリー向けのクルマなのに、パパにも「家族のために妥協した」という悲しさは感じさせまい、という配慮を感じます(笑)。

2列目キャプテンシートはちょっと低い?

2列目のキャプテンシートは、ブラックパール2世号のものよりはちょっと座面が低めで、深く潜り込むような感触がありました。少し足を前に伸ばす感じで腰掛ければ良いのですが、足を引き寄せると膝がシートから少し浮き上がる感じがします。まあ、これはしばらく乗っていれば慣れるでしょう。妻も「言われてみればちょっと違うね」とコメントしていましたが、身長差のおかげか、違和感にまでは至らなかったようです。


これなら「我が家にもちょうどいいかも?」と思ったわけですが、思わぬところでつまずくことになりました。今回、ブラックパール2世号の現時点での査定もしてもらったのですが、査定額が残債よりも50万円近く少なく出てしまったのです。どうやら、追突されて変形したリアゲートの修理歴がマイナスに働いたようです。自分のせいじゃないのに…と思うところですが、厳然とした事実だけに仕方ありません。

買い取り店に査定に持っていく手もあるのでしょうけれど、現在フリードは納車までに1年近く待たされる可能性もある中で、そんな不確定要素が大きい見積をどう頼んだら良いのでしょうか。そもそも、引取価格があらかじめ決められているのが残価設定クレジットの利点ということもあるわけで…今回、ちゃんと来年5月頃の引き渡しを念頭に査定をしてくれましたからね。

今回フリードへの乗り換えを考えたのは、残価設定クレジットでマトモに返すのがバカバカしいくらい走行距離が伸びている中で、早めに手放して残債とトントンの査定がもらえれば美味しい…ということもありました。しかし、これではさすがに辛すぎます。資金には正直余裕がありませんし、今回はあきらめざるを得ません。

それこそ宝くじでも当たらない限りは、5年経過時には残債で再ローンを組んで、全額返済していくしかなさそうです。そうなると、最低でも7年はブラックパール2世号と共に進むことになるはずですが、とても良いクルマであることは確かですから、トコトン付き合うのはもちろんアリです。8年後以降どころか、免許返納まで乗り続けていたりして。



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