木曜日・11月7日は立冬でした。ちょうどこの日に、富士山が初冠雪を記録したのがニュースになっていましたが、これは記録を取り始めて以降では最も遅いのだとか。今年は去年に続いて「史上最も暑い夏だった」という話もありましたが、やはり地球温暖化はヒトの活動を原因として進行しているのでしょうか。今まさに人類滅亡への歩みを体験しているところなら、ソレもまた一興か。
実は前日・6日に、おカネをいただく仕事の用件で富士山麓方面に出掛けたのですが、富士山は山頂付近が粉砂糖を振りかけたように白く染まっていました。一緒に出掛けた同僚たちと「初冠雪だね~」と言いながら帰ってきたのですが、この日は初冠雪とはなりませんでした。
なんでも、富士山の初冠雪は甲府地方気象台が目視で観察できるかどうかが基準になっているのだそうで、6日に白く見えていたのは、どうやら静岡県側だけの話だったようです。山梨県側の判断で決められているのは、静岡県民としてはちょっと納得いかないところもあるのですが(笑)。
…というのはともかく、立冬と言えば、我が家では土用の間封印されていた庭いじりを再開できる嬉しい日であると共に、冬の始まりを告げる重大イベントとも密接な関係があります。薪ストーブの点火です。
我が家での薪ストーブの初点火日を、グラフにまとめてみたことがありますが、例年だいたい11月のどこかで始めていて、ちょうど立冬前後がいちばん多いことになっています。いつまで経っても冬がはじまらなかった一昨年は12月にずれ込みましたが、これはさすがにレアケースだと思っています。ちなみに去年は11月12日。ほぼ平年並みといったところでしょうか。
そして今年は、11月10日現在でまだ初点火には至っていません。週明けからはまた当分暖かい日が続くようなので、薪ストーブの出番はないかも?と思っているところです。そうなると、史上2番目に遅い、さらには最も遅い…が見えてくるのですが、いったいどうなることやら。
とはいえ、いつ実際に薪ストーブの力が必要になるかはわかりませんから、準備はしておかなくてはなりません。タンコロのままで置いてあった木は、少しずつ割り進めているのですが、割ってみると断面積が小さくなる…というか、薪小屋に積んだときの空隙が減って山が小さくなるので、さらに分量が減った気がして不安になります。本当に、足りるのだろうか?
ただ、明るい材料もあります。1年ほどずっと悩まされてきた五十肩の症状が、ここ数週間はあまり気にならなくなっています。まっすぐ立って両腕を同時に上げてみると、まだ動きに差があるのがハッキリわかりますが、痛くて動かせない状況は脱しつつあるようです。リハビリも、もう少しがんばりましょう。
あとは、メンバーの個人的事情などもあり、今年はついに開催できていない薪割り会が、今後どうなっていくのかが気になるところです。これまで、非常にお値打ちに大量の薪を確保できていたのですが…。場合によっては、新しい入手経路の開拓も考えていかなくてはなりません。
太い薪ももちろん必要ですが、さらに細かく割った焚き付けも準備しなくてはなりません。我が家の場合は、キンドリングクラッカーを使って、よく乾燥させたスギの薪を親指程度以下に細く割って作っていきます。
出来上がった焚き付けのトレイを、スマホのカメラが「料理」と認識するのも相変わらず。個人的には「ポテトフライもどき」と呼んでいます。
この一箱が、早いときには1週間少々で空っぽになりますからね。できるときに作っておかないと後でタイヘンです。この週末は、他に出掛ける用事があったりもしたのであまり進められませんでしたが、少しずつでもコツコツ割って行きたいところです。
コメントを残す