「IIJmioトクトクキャンペーン+」の宣伝に乗せられて、モバイル回線の切り替えついでに、新しいスマホも一緒に買っちゃおうかなぁ…と思ってしまったワタシ。とはいえ、もともと今回はそこを想定して動いていたわけではなく、それほど切迫した状況に置かれているわけでもありません。
ココまで2年間を共に過ごしてきたAQUOS sense7だって、別に使えなくなったわけではありません。基本的なアプリは、特に問題は起こさずにちゃんと走ります。画面もキレイです。しかし、使っている中で不満が少しずつ蓄積していた部分もあります。微妙に動きが鈍いんですよね。ハイエンドではないことを納得して購入しているのだから、そこは妥協するべきなのですが…。
それでも、いちばんツラいのは、カメラを起動すると他に動いていたアプリたちの多くが強制終了を余儀なくされてしまうらしいこと。Amazon Musicやゲーム(それも3Dぐりんぐりんのヘビーなヤツではなく、ホントにカジュアルなものでも)あたりはほぼ確実に生き残れず、音楽は止まりますし、ゲームは最初からやり直しになってしまいます。
そもそもカメラアプリの起動そのものにも結構待たされるので、せっかくのシャッターチャンスに撮影が間に合わないことも多々あります。これは、スマホカメラに期待される「スナップカメラ」の能力としては致命的です。スマートフォンの機能としてカメラが最重要視される現状で、そこに全集中する!という戦略自体はあり得ることなのですが、いくら何でもちょっと無理をさせすぎているのでは?と思います。
とはいえ、超高価なハイエンド機にはなかなか手が届かないわけで、やっぱり10万円未満で買えるミドルクラスの製品に目が行きます。
AQUOS sense7の直系の後継であるAQUOS sense9は、SoCにSnapdragon 7s Gen 2を搭載し、当時よりもかなりパワーアップされています。カメラの能力そのものも、超広角カメラに標準と同じ50メガピクセル級のセンサーが載るなど、相変わらず気合い十分なのが伝わってきます。IIJmioでは、3月末までの期間限定「のりかえ価格」ではありますが、RAM 8 GB・ROM 256 GB版が44,800 円(24回払いだと月々2,867 円)で手に入ります。相当太っ腹です。
これでも普通に使えるとは思うのですが、今の状況と比べて劇的なパワーアップにまではならないかな…と思うと、ちょっと微妙です。いちばん気になるのは、Wi-Fiの対応規格がWi-Fi 5止まりであること。自宅でWi-Fi 6のメッシュネットワークを構築し、妻のノートPCとiPhoneはフルスピードでつながるのに、自分はWi-Fi 6で使えるデバイスをひとつも持っていない状況を自ら延長するのは、さすがにドMな私でも耐えきれません。
それなら、もうひとつ上位のAQUOS R9を狙ってみる…という手もあります。こちらも期間限定ののりかえ価格で74,800 円(24回払いで3,118円/月)。巷のレビューを見ると、上級機種ならではの相応の差はありますし、Wi-Fiに至っては最新のWi-Fi 7対応。ただ、このクラスの金額を出すのなら、AQUOSにこだわる意味ってあるのだろうか?と思います。それにしても、四半世紀前には「SHARP製品不買運動」とか言って騒いでいたワタシが、シャープ製品から選びに行く購買行動を取ってしまうとは、時代は移り変わるモノです。
AQUOS sense7は使えているのだから、追加で新しい端末を手に入れるのに使ってみる?ということも考えて、真っ先に気になったのが中古のiPhone。我が家のカーナビは、Apple CarPlayには対応しているものの、Android Autoには対応していません。購入から5年を超えると地図情報が更新されなくなるはずなので、新しい地図を使いたいとなると、iPhoneをつなぐのがおそらく最適解です。しかも、大画面もカメラも要らないわけですから、相当古くても構いません。
IIJmioでは、iPhone SEの第2世代、第3世代を中古で購入できます。SE2なら一括110円で手に入ってしまうのですが、さすがにココまで古くなると、ハードウェアの貧弱さが気になってきます(5G非対応なくらいですし)。SE3だと月々1,000 円強からのラインナップになっていますが、これなら買えないこともありません。見た目はクラシックでも、中身はiPhone 13レベルですから、まだまだ戦えそうではあります。
ただ、カーナビのためにiPhoneが必要になってくるのは、2度目の車検が終わる今年の年末以降なんですよね。今どうしても欲しい!という状況には、まだ追い込まれてはいません。この春にはiPhone 16の廉価版が登場する…なんて話もありますし、今は無理してiPhoneを手に入れるタイミングでは無さそうです。iPhoneが新たに増えるとなると、そのためのSIMを増やさなくてはならず、その点でも月々の出費が増えてしまいますしね。落ち着いて見送りましょう。
Androidスマートフォンにも、一括14,800 円(24回払いで618 円/月)で買えてしまうMotorola edge 40 neoなど、お値打ちなモノがいくつかラインナップにはありますが、新しい体験ができる!というところまで行くものになると、やっぱり高価になってきます。さすがに10万円以上の端末に買い換えるのでは、出費が相当増えてしまうことになるので本末転倒です。折りたたみ端末なんかは、新しい世界を見せてくれそうなんですけどね。
そうやってつらつらとIIJmioの提供端末一覧を見ていたところなのですが、ある端末が目に留まり、私の頭に引っかかってしばらく離れなくなりました。それがいったい何だったのかは…また回を改めましょう。
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