4月になりました。個人的には、4月1日からおカネをいただく仕事の勤務先が変わり、新しい通勤ルートにまだ慣れずにいます。さすがに、最初に進む向きが全然違うので、気が付くと前の職場に向かっていた…なんてことは、まだやらかしてはいませんが。



…というのはともかく、植物たちが元気に動き出す季節になりました。近所の川縁の桜は、この1週間ですっかり花開き、この週末にはもう散り始めています。来週には入学式となるところも多くあるわけですが、雨も降りますし、そこまで持ちこたえるのはちょっと難しそうです。


この時期になると、我が家の庭で大事な仕事になるのが庭木の剪定。この週末は、既にほぼ花が終わりつつあるミモザを剪定しました。例年どおり、今年もバッサリと切り落としています。

カイガラムシがまたそこら中にくっついています。基本的には、付いている枝ごと切り落とすことで駆除していき、太い枝や幹についているものは剥がして落とします。白い殻が出てきていない状態だと、見つけるのが結構困難なので、しばらくは見つけ次第こまめに落とすしかありません。
剪定作業中に、通りかかったご婦人お二人から、それぞれ「ミモザ綺麗でしたね」と声を掛けていただきました。見てくれている方々もいらっしゃるのだな…と思うと、面倒を見ている甲斐があるというものです。そのうち一人からは、「こんなに切り落としちゃうんですか」と訊かれたので、「こうしておくと、また枝が伸びてきて来年には花が咲くんですよ」と説明しました。「また楽しみにしています」と去って行かれました。がんばらなくては。


ミモザがスッキリしてイイ気分の私。勢いに乗って、続いて駐車場のシマトネリコ1号も剪定することにしました。雲行きが怪しくなってきたので、ちゃんと終われるか心配だったのですが、こちらもバッサリ切り落としました。

この木にはしばらくハトが住んでいたので、剪定して追い出してしまうのも心苦しく、しばらくそのままになっていたのですが、先日見てみたところ、巣はなくなっていました。これなら、心置きなく切り落とすことができます。
とはいえ、前回剪定したのは去年の5月。1年近く放りっぱなしになってしまっていたので、枝が相当太り、中には直径2 cmくらいのものもあります。これでは剪定鋏ではとても切れず、多くの枝でノコギリを使わざるを得なくなり、仕事は格段にタイヘンでした。

いつも以上に大量の枝が積み重なりました。切った枝葉は束ねて、またみどりのリサイクルへ持っていくつもりです。
ところで、鳥の巣に卵やヒナがいる状態だと、自分で勝手に取り除くのは鳥獣保護管理法という法律に抵触する行為になり、罰則は「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」だとか。「かわいそうだ」と見守ることにしただけなのですが、結果的にコンプライアンス上もOKだったことになります。屋根に居候しているハトたちを追い払うのも、やはり法律上アウトになるようです。
ちなみに、ハトの場合は、浜松市や静岡県に「フン害が酷くて困っています」などと「有害鳥獣捕獲」の申請をすることで、手を出せるようになります。今のところは、そこまでしようとは思っていません。クルマにはときどき爆撃されますが、これは自宅に置いてあるときに限った話ではありませんし、とりあえずは「ウンが付いた」と喜んでおくことにしましょう。
コメントを残す