私のスマートフォン・Google Pixel 8の本体には、ストラップホールがありません。そもそも、ストラップホールが付いている端末自体、現在では絶滅危惧種になっているわけですが、しばしばスマホを落っことして、時には壊してしまう私のようなタイプのユーザーには、ストラップは必須の装備です。

最初に購入した手帳型のケースには、上下2つのストラップホールが空けられているので、短めのストラップを付けて、指を通して使っています。気が付けば、他にもいろんなモノがぶら下がり、ずいぶん重くなりました(苦笑)。
しかし、その後に購入したアウトドア向けの耐衝撃仕様のケースには、ストラップホールはありません。落としたくらいでは壊れないような頑丈なケースだから、ストラップなんか要らねぇよ…ということなのかも知れませんが、それでも落とさないのに越したことはありません。
それこそキャンプなどのアウトドアでも使いたいと思っているので、こちらのケースには、できればぶら下げたままにしておいてすぐ手に取れるネックストラップやショルダーストラップを付けておきたいところです。さて、どうするか?と考えたのですが…。
最初の構想は、ケースに穴を空けたり、フックを取り付けたりしてストラップを取り付けられるようにする、割と大がかりなDIYでした。しかし、アイデアを検討中の私を横目で見ていた妻が、「コレ使う?」とあるモノを出してきました。



それは、薄い軟質ビニール製の小さなシート。長方形の長辺の中央に幅1 cm、長さ1.5 cmくらいの飛び出した部分があり、そこにハトメが付けてあります。
この飛び出した部分を、USBポートの部分に空けられたケースの穴に通し、長方形をスマホ本体とケースの間に挟み込むと、ハトメの部分だけが外に飛び出して、そこにストラップを付けられる…という仕掛けです。とてもシンプルですが、200 gそこそこのスマホをぶら下げるくらいの力は受け止めることができます。彼女は、ハンドメイドのストラップ用の資材として、このシートを持っていたんですね。
2、3日使ってみましたが、ストラップが外れたりシートが切れたりすることはありませんでした。見た目の割には、意外にタフ。こんなに簡単なら、コレでいいじゃん…となりました。


あとはストラップを調達すれば出来上がり!ということになりますが、実はワタシ、そもそもそんな長いストラップは使ったことがありません。どんな感じなのか、まずは試してみたいと思い、ダイソーで110 円(10%税込)のスマホショルダーストラップを1本買ってきました。6mmのポリエステルロープを金具で留めてある、シンプルなものです。ケースに挟み込むシートも付いてきます。


首にかけて前面にぶら下げるネックストラップ、たすき掛けして脇にぶら下げるショルダーストラップの2つのパターンで使ってみました。私の使い方だと、すぐに画面が見られるネックストラップの方がイイ感じ。ただ、このストラップ自体はショルダーストラップとして作られているので、そのままでは長すぎます。一応長さ調整もできるのですが、どうも金具の締め込みが緩めだったのか、すぐに伸びてしまい、最後には短く紐を結んでしまいました。
ただ、正面でブラブラしていると作業の邪魔になることもあるので、ショルダーに掛けて逃がしておいた方がよい場面もありそうです。そうなると、長さはもっと確実に、簡単に調節できた方がよいでしょう。ともかく、ショルダーストラップ/ネックストラップが便利に使えるアイテムであることは確認できました。
ダイソーの製品も作り自体は十分しっかりしていると思うのですが、日々身につけて歩くものとして考えると、さすがに110 円の商品は高級感や所有する喜びという面で少々難があります。やっぱり、もうちょっとカッコいいモノが欲しくなりますよね。
実は、前からちょっと気になっていたものがあったので、この際なので買ってみることにしました。…続きはまた回を改めて。
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