昨日(14日)から、Photo Worldで写真動画の公開を始めました。私は動画編集ソフトを持っていないので、3月に買ったFinePix4700zで撮影したものをそのまま置くことになってしまいました。巨大なファイルですが、気が向いたら見てやってください。
それにしても不思議なのは、Windows標準のムービークリップと同じ「.avi」の拡張子が付いていながら、Windowsのメディアプレーヤーでは再生できずにQuickTimeでだけ再生できたこと。どうなってるんでしょうか?。もしWindowsメディアプレーヤーで再生できた方がありましたらご一報下さい。
さて、本題。前にも触れたとおり、モバイル・インターネット接続のためにはPHSは優れた媒体なんですが、これを私のところに実際に導入する場合、どうするのが最善なのかを考えるといろいろと難しい選択が出てきます。
まず大きな問題は、どの事業者と契約するかと言うこと。PHSを提供する事業者はNTTドコモ各社、DDIポケット、そしてアステル各社。もし大都市圏で使うのなら3社の間で迷うのかも知れませんが、地方にいてデータ通信に使おうとしている私にとっては、事実上DoCoMoか、H"かという選択になります。
電波状況によって32kbpsと64kbpsを逐次切り替えるH"の使い勝手の良さは強力です。もちろんこのシステムは、前に触れたとおり移動に強いという利点も持ちます。一方、DoCoMoにはサービス圏が広いという強みがあります(この部分、内容に問題がありました。「ぴっちはこっちだ!」も読んでください)。何だかかつてのビデオデッキ・β対VHSの争いを彷彿とさせる対決ですね。私としてはH"に頑張って欲しいところなんですが、結局力の論理に逆らえないというのが歴史の示してきた事実ですしね…。通信業界の再編で、かつてほどDoCoMoの優位が盤石とも言えなくなってきているのは好材料ですが。
事業者選択の問題は、プロバイダ選択の問題とリンクしています。自分の使っているプロバイダが、該当事業者用のアクセスポイントを用意していなければどうしようもありません(実は奥の手もあるんですが)からね。しかし、これについてはDoCoMo、H"ともに全国共通番号で、しかも回線の通信料だけで接続できるサービスを自前で用意(moperaとPRINですね)したことで対等な条件は揃いました。もちろん回線のつながりやすさなど考慮するべき問題はありますが。
ところが、意外な問題がこれにあっさりと決着を付けてくれそうです。それは月額料金。私は既にDoCoMoの携帯電話を使っていますから、DoCoMoのPHS回線の契約では15%の割引を受けることが出来ます。ご存じのとおり、DoCoMoは唯一携帯電話とPHSの両方を提供する事業体ですからこんなサービスも可能なわけです。このサービスについては、他社から「アンフェアだ」という声もありましたね。私だってそう思いますが、受けられるサービスなら受けておいた方が得。そして、同じようなサービスを受けるならもちろん安い方がいいですよね。
もう一つの問題は、端末の形状をどうするのか。普通、データ通信に使うのなら、PCカード型端末を使うのが一番スマートでしょう。本体に端末を内蔵するわけですから、鬱陶しい接続ケーブルも必要ありません。何よりかっこいいですし。もうこれしか考えられないでしょう…と思っていたんですが、ここに来て厄介な問題が出てきました。
それは、この前から話題にしているトラックボール復活のLet’s note B5。このB5には、標準で携帯電話やPHSを繋ぐことのできるワイヤレスコムポートというものが装備されています。あとはケーブル(それぞれ別のケーブルになりますが)さえあればDoCoMoの携帯も、PHSも、さらにはH"も直結できてしまいます(cdmaOneは接続不可のようです)。もしこの機械を購入するのなら、通常型の端末を購入してケーブルで直結した方がいいのかも?と思ったりします。通常型なら、電話としても使えますからね。携帯電話以外に発信するなら通話料も安いですし。実はそれ以前の問題として、Let’s note B5を買うのか、買うとしても本当に手に入るのか…という大問題があるんですが。生産量が少ないという噂もありますし。
最後にちょっとおまけですが、NTTドコモの携帯電話がモデルチェンジ、ついに「209i」シリーズが登場しますね。末尾に輝く「i」の文字(このアルファベットで一番小さな文字に大きな意味が隠れています)が示すとおり、ついに全機種でiモードを使えるようにしてしまうようです。
携帯端末によるインターネットの利用はまだまだ進歩しています。最近は、わざわざパソコンでモバイル・インターネットするのって実はあまりスマートじゃないのかな?と思ったりもします。まあ、iモードだけではホームページの更新は出来ませんからね。情報機器に限らず、どんな道具を使うかはまず何をしたいかで決まります。
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