昨日は浜松まつりの夜の部を堪能した(というほどでもなかったか)私。今日は、昼の部を堪能するべく凧揚げ祭りの会場、中田島砂丘まで出かけました。
凧揚げ会場までは、直通のバスが運行されています。現地まで自家用車で行くのは非常に大変なので、このバスを利用することにしました。市内を走る遠州鉄道のバスでは、普段は乗るときに整理券を受け取って、降りるときに整理券を運賃箱に入れると表示される運賃を運賃箱に投入するか、プリペイドカードから運賃を差し引くかします。余談になりますが、何と浜松市には市営バスというものが存在せず(昔はちゃんと走っていたんですが)、バス業務は全てこの遠鉄に移管、完全民営化されています。おかげで全国でも珍しい初乗り100円の「ワンコイン運賃」や、都市中心部で一般車両の通行を制限するトランジットモールの試行など、バス交通では先進的な地域になっていますが。
ところが、今日のバスは途中下車できない直行便だったので、乗るときに凧揚げ会場までの運賃を払うシステムになっていました。乗るときに運転手さんに「料金は前払いで?す」と言われて、「えっ、そうなの?」とあわてて財布を捜して料金を投入する人が多く、バスはなかなか出発できません。しかも、
客:「大人4人、子供3人なんだけどいくら?」
運転手:「一人370円ですから……え~っと、え~っと…」
客:「え~っと、え~っと…」
子供:「2,050円だよ」(注:子供運賃は半額・10円単位切り上げです)
運転手・客:「ははは…(苦笑)」
…みたいなシーンも展開されたりして、なかなか楽しかったですよ。まあ、あまり慣れないことはするものじゃありませんね。運転手さんの「電卓持ってくれば良かったな」という呟きがマイクを通って聞こえてきました。
そうこうしているうちに無事凧揚げ会場に着きました。浜松まつりの大凧揚げは、戦国時代から続いているもので、長男が生まれると健やかな成長を願って端午の節句にお祝いの凧を揚げる「初凧」から始まっています。前回の「浜松まつりがやってきた」でも触れましたが、初凧に対する対応も、練りと同様人によって様々です。
今日の凧揚げ会場でも、デジカメで写真をいくつか撮ってきました。Photo Worldに公開していますので、会場の様子についてはそちらでご覧下さい。実は、私のデジカメ・FinePix4700zでは動画も撮れるので試しに撮って来たんですが、我が家のLet’sくんでは何故か再生できなかったので公開は取りやめています。あの迫力は動画と音で見てもらってこそ伝わると思うんですが…ちょっと対策を考えてみます。
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