プロ野球の春季キャンプが始まりました。プロ野球ファンの私としては、キャンプの時期もテレビや新聞などの報道を見るのが結構楽しみです。昨シーズン優勝したチームも、最下位だったチームも、それぞれに期待を持って楽しめるのが良いところじゃないでしょうか。
でも、「長嶋監督がいつ脱ぐか」が最大の注目点になっている巨人キャンプと、「松坂以外に誰か選手はいるのか?」状態の西武キャンプのテレビニュースはいったい何なんでしょうねぇ?…テレビ局の人たちの神経を疑いたくなります。まあ、スポーツニュースを見た両チームの選手の皆さんには是非発奮してほしいものですね。
さて、本題。タイトルに並んだ3つの単語、このページを見ている方で「一つも知らない」という人はまさかいないと思いますが、どうでしょうか。…もちろん、この3つは携帯電話各社(それぞれNTT DoCoMo、J-PHONE(現・ソフトバンク)、IDO(現・au)ですね)のインターネット接続サービスですね。各社サービスとも専用の各種情報サービスを用意している他に、iモードやJ-SkyWebでは普通のWWWホームページもそれなりに解釈して端末から閲覧することが出来ます。各端末ともかなりのスピードで普及していて、「情報分野の基盤整備は世界に後れをとっている」と言われる日本も、携帯電話を使ったインターネット接続端末の普及率では世界でもトップクラスではないでしょうか。
私の携帯電話はDoCoMo用ですがiモード対応ではありませんから、この手のサービスは使えないんですが、弟の使っているJ-PHONEの携帯電話が新しいJ-SkyWeb対応機(カラー画面が綺麗ですね)になったので、SSK Worldを試しに見てもらいました。すると…結構ちゃんと見えるものなんですね。タイトルなどに使ってるFlashオブジェクトや各種の画像ボタンなどは表示できないんですが、文字情報についてはちゃんと読むことが出来ます。フレーム表示についても、あの小さい表示に期待するのは到底無理な話なんですが、任意のフレームを選択しその中身を閲覧できるようです。
J-SkyWebの場合には「普通のホームページも閲覧できる」というだけで特にガイドライン等はないようですが(後日注:実際にはちゃんと決まっています)、iモードとEZaccessには独自のホームページ記述用の仕様が決められています。基本的にはどちらもHTML3.2/4.0をベースにしたものですからそんなに難しくはないんですが、困ったことに規格がかなり違います。
EZaccess用のHDMLについては、単一のファイル内に複数のページを含ませる方法など、HTMLから拡張された独自のタグがあります(後日注:というよりも「似て非なるもの」と言うべきでしょう)。iモード用のCompact HTMLについても、リンクを選択すると電話を発信できる仕掛けなど、ちょっとした追加が行われています。非対応のタグがあった場合にはそれを無視する仕様(これはHTMLそのものの仕様でもありますが)になっていますから、ページが全く見られないと言うことはないのでしょうけど、規格が統一されていないと言うのは制作サイドからすると手間が増えて大変ですね。
私としても、携帯電話用のホームページには結構興味があります。「Weekly SSK」は出来そうですし、「着メロWorld」(Music Worldの着信メロディ版ですね)はやってみたいですね。ただ、前にも書いたんですが、着メロの仕様自体がバラバラなのがネックなんです。各社とも着メロデータがダウンロードできるサービスを持っていますが、そのための仕様も公開されていません。もし着メロのダウンロードできるホームページが作れるのなら意欲が湧いてくるんですけどね。あの醜悪な暗号文のテキスト(←「着メロ本」の内容みたいなもの)をホームページで公開するなんて、私にはそんなことは出来ません。携帯電話事業各社の皆さん、そのあたりの仕様も是非公開していただけないでしょうか?お願いします。
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