友人のJonathanさんとかば姉さんが、昨日・24日に浜松で結婚式を挙げました。私たち家族3人は、以前から披露宴に出席する約束をしていましたから、この日のために下田から駆けつけました。
…と言葉で説明すると簡単なんですが、実際には浜松に行くのも楽ではありません。何しろ引っ越し屋さんに感心されてしまったほどの遠い道のりです。今回は、荷物も多いので車で移動しましたが、伊豆半島を縦断して沼津に出るまでに2時間以上かかります。東名高速に乗ってさらに2時間。これはなかなかハードです。ただ、道中では娘の面倒を見ながら車を止めていきますから、これがちょうど良い休憩にはなるんですけどね。
下田から沼津への一般的な最速ルートでは、白浜海岸を北上し、河津桜のすぐ脇を通って川沿いに上り、東日本ではここにしかないというループ橋を上り、天城のトンネルを抜けた後には浄蓮の滝の脇を通り湯ヶ島の温泉街へ…と、観光地が目白押しです。既にこのルートを何往復かしましたが、素晴らしいはずの景色に慣れてきている自分に気づきます。ちょっと寂しいですね。
披露宴の様子は既に弟・ささっちが彼自身のブログで報告していますが、とても良い雰囲気の宴になりました。特に、ミュージカル好きのお二人らしいこだわりの演出が随所に見られました。BGMは、イベントのあるシーンではすべてミュージカルナンバー。料理のメニュー作りでも、シェフと熱のこもった打ち合わせがあったようです。
お二人の出会ったきっかけである浜松フロイデ合唱団の有志が、「浜松婚礼合唱団」としてお祝いの歌を披露しました。私と紫緒も加わりました。浜松を離れてしまい、合唱団の方はしばらくお休みするしかなくなってしまいましたが、この人たちと一緒にいると本当に楽しいですね。いつかまた一緒にステージで歌いたいと思っています。
二次会は、企画・進行のささっちのアシスタント(笑)として働きました。彼はずいぶん謙遜していましたが、まるでプロの司会者のような手慣れた進行でした。何しろ、ホテルのスタッフが二次会終了後に「ささっちさんってプロの司会者なんですか?」と聞いていましたからね(もちろん、彼の本業は司会者とは全然違います)。まあ、細かいことを言えばやっぱり素人らしいトラブルはいろいろあったんですが。
お二人にも喜んでもらえて、記念すべき一日の思い出を作るお手伝いはちょっとはできたのかな?と思っています。ほとんどすべて任せてしまったささっち&ぶんたさん、どうもありがとう。お疲れ様でした。
今回、二次会の小道具として鍵盤ハーモニカを持ち込んでいました。新郎・新婦入場で結婚行進曲を弾くことになっていて、これだけは練習してあった(最後を「オペラ座の怪人」にしてしまう仕掛けまで含めて)んですが、入場までの待ち時間で、リクエストされて「てんとう虫のサンバ」を披露することに。その後も、予定以外の曲をかなり弾くことになりました。ぶっつけ本番は緊張感がありますが、やっぱり人前で弾くのは楽しいですね。また機会があればやってみましょう。
ところで、披露宴会場で一つ嬉しかったのが、娘のためにベッドが用意されていたこと。Jonathanさん、かば姉さん、どうもありがとうございました。
最初はベッドの上に座っていた娘ですが、程なく熟睡モードに。合唱団が「第九」を熱唱している間もぐっすりと眠っていました。途中で泣き叫んだりしないか、心配していたんですが…。普通にお出かけしたときでも、家にいるときのような激しい泣き方をすることは滅多にありません。齢半年にして、すでに場の空気を読んでいるかのようです(笑)。
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