先の記事「SIM STYLE」の通り、1回線でウィルコムのいろいろな通信サービスを使い分ける環境を手に入れた私。しかし、2回線使っていたユーザーが回線を1つ手放すことにつながるわけで、ウィルコムにとっては素直に喜んでばかりはいられない事態になります。私も、AIR-EDGEの回線は解約することにしました。電話で解約を申し込むと解約申込書が郵送されてきて、これを返送すれば手続き完了です。
そして、実はもう一つウィルコム関係で困った問題が生じていました。それは、妻・紫緒の電話端末との連絡。平野部ではどこでもほぼ問題なく使えた浜松とは違い、下田ではウィルコムの電波を拾える場所はかなり限定されます。下田市街の外れにある我が家だと、北側の部屋ではちょっと電波が弱く、ときどき声が聞き取りにくくなる…という状況でした。
そして、もう少し郊外に向けて移動すると、すぐに電波は圏外になってしまいます。下田から浜松に車で向かうと、河津のループ橋あたりから修善寺までの間、ずっと圏外。一方、NTTドコモ(FOMA)なら天城トンネルの前後までずっと電波を拾い続けます。残念ながら、この状況ではウィルコムのサービスエリアにはちょっと不安を感じてしまいます。
そんな中で、携帯電話各社が「家族間なら24時間通話無料」のサービスを相次いで始めました。もちろん、これはソフトバンクの「ホワイト家族24」に対抗しているわけですが、「24時間通話無料」が魅力でウィルコムの電話端末を買った私にとっては朗報でした。現在使っているNTTドコモの回線からファミリー割引を組めば、紫緒との通話無料は継続できるわけです。
そこで、紫緒の使っていたウィルコムの電話端末を解約し、NTTドコモに乗り換えてもらうことにしました。これまでにNTTドコモに乗り換えてもらい、さらにウィルコムに乗り換えてもらい…という経緯があるので、申し訳なかったんですけどね。
ちなみに、彼女が選んだ端末はSO905iCS(写真手前)。いわゆる「ドコモのCyber-Shotケータイ」です。ケータイのカメラはあまり重要だと思っていない私ですが、この機種は例外。これはもう「デジカメのおまけにケータイが付いている」というレベルですからね。かなり重い筐体も、カメラだと思えば納得できます。
さらに、無料通話のために紫緒のお父さんに持ってもらっていたウィルコム端末も解約して、NTTドコモに乗り換えてもらいました。これで、都合3回線のウィルコム回線が解約されたことになります。長年ウィルコムを応援し続けてきた私としては断腸の思いなんですが、3回線のすべてで解約理由が全く異なることは理解してほしいところです。
残してある1回線に、来年にはサービスが始まるというモバイルブロードバンド、次世代PHS「WILLCOM CORE」への夢を託し、私の「WILLCOMania」生活はまだまだ続きます。
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