さて、今回も前回の続き。我が家に届いた新車で、早速ドライブに行こう!という話になりました。車が届いたのは、大安吉日の7月20日。出かけるとすると、翌日・21日の海の日に日帰りということになります。もう少し納車が早ければ、この3連休はちょっと遠出を…という手もあったんですが、こればかりは仕方ありません。
伊豆半島内だけでも楽しいスポットはいくらでもあり、行き先を選ぶのに困るくらいです。どうしようか…と考えていたところに、ちょっとした事故が発生。娘が、紫緒のかけていたメガネに手を伸ばし、壊してしまったんです。縁なしフレームのレンズから耳に掛ける部分を留めているネジが折れて外れてしまい、これでは使えません。
彼女はメガネなしでは車にも乗れないわけで、これでは日常生活に困ってしまいます。とりあえず修理をすれば使えるようになりますが、もしものときにスペアにする意味でも、もう一つ新しいのを作っておいた方が良いんじゃないの?…という話になりました。かくして、デリカでの初ドライブはメガネ購入ツアーに決定です。
下田にも一応メガネ屋はありますが、思うところもあって行き先は伊東になりました。下田から伊東まで行く場合、最も素直な方法は東海岸沿いに国道135号線を北上するルート。しかし、海岸沿いなだけに、この時期は渋滞します。下田から河津町までは、山間を行く国道414号線を行き、ここはすんなり通過できたんですが、その後は見事に渋滞。伊東市に入るあたりからは、停車している時間の方が長い状況になってしまいました。しかも、渋滞しているのは私たちと同じように伊東に向かっていく側だけ。対向車線はすいすい流れています。
連なっている車を見ていると、気づいたのが首都圏のナンバーを付けている車が多いこと。ちょっと見ていただけでも「品川」「多摩」「大宮」「習志野」「水戸」「群馬」…地元の「沼津」「伊豆」ナンバーはあまり見かけません。土曜日からなら3連休の最終日ですから、休日を伊豆で楽しんだ皆さんが、家路についているところなんですね。
下田に住み始めてから、すっかり「伊豆には泊まりがけで来る」という感覚がなくなってしまいました。帰り道の車がこれだけ多い…というのは想像の範囲外でしたね。私たちよりもっと昔から伊豆に住んでいる皆さんは、きっとこうした状況を察して出かけるのを避けているのでしょう。
午前中に眼鏡屋に行く予定だったのが、たどり着けずにお昼時になってしまいました。せっかく出かけてきたので…ということで、この日の昼食は伊豆高原ビールの本店で「漁師の漬け丼膳」をいただきました。テレビにも紹介されたことのある、超大盛りの海鮮丼です。食べても、食べてもご飯が出てきません(笑)。分量だけではなく味の方もバッチリでしたよ。
眼鏡屋では、無事壊れたメガネを修理してもらい、新しいメガネも買えました。このあたりの話は、きっと紫緒が自分のブログでするのではないかと思うので、ここではさらりと流しておきましょう。
伊東は、下田より大きな街の中では、最も下田に近い街です。せっかく出かけてきたので、他にも店をいろいろ回りました。雑貨屋、カー用品店…そして外せないのがミスタードーナツ。紫緒にとっては、下田に対する最大の不満の一つが「ミスドがないこと」らしいです(笑)。帰り道は、一般の車の流れと逆ですから、すいすいと帰って来られました。
この日の道中では、びっくりするくらいデリカD:5を見かけました。ここ数ヶ月で、それまでよりもかなり多く見かけるようになった気がします。自分の乗っている車のオーナーが増えるのは、車の魅力が認められて嬉しい一方で、希少価値がなくなっていくのがちょっと寂しい、なんだか複雑な気分ですね。
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