レッツノートの2009年春モデルが発表されました。CPUの動作クロックやメモリ、ハードディスクの容量などが強化された、とてもわかりやすいバージョンアップです。
他社がネットブックフィーバーに翻弄されながらいろいろな新機種を登場させている中で、見事なまでに軸足のぶれないビジネスモバイルパソコンです。あまりに代わり映えしなさ過ぎて、ちょっと寂しい気もするんですが、このキープコンセプトこそが支持を集めている理由でもあるわけで、こうなったらとことんビジネスモバイルを極めてほしいところです。
ネット直販・マイレッツ倶楽部の限定モデルでは、ちょっと驚く変化がありました。Bluetooth内蔵モデルを選べるようになったんです。なかなか普及が進まなかったBluetoothですが、それでも少しずつ対応デバイスが増えてきています。ビジネス向けとしても、ケータイとつないで通信に使ったり、マウスをつないだり、ヘッドセットをつないでテレビ電話してみたり…と、出番は意外にありそうです。
一番小さいCF-R8Fでも、マイレッツ倶楽部で1.4GHz動作のCore 2 Duo SU9400や4GBのメモリを搭載できます。バッテリーでの動作時間も十分確保され、そのパフォーマンスはネットブックの比ではありません。フル装備させると価格差は10万円以上ありますが、商品の競争力は十分にあると思います。10年以上、プロの仕事道具として磨かれてきた実力は伊達ではありません。
ところで、4GBのメモリとなると、次に気になるのは64bit版のOSをプリインストールしたモデルが登場するのかどうかですね。もっとも、現状ではメリットを見いだすのはまだ難しく、レッツノートに採用されることはなさそうですが。
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