私たちがこの連休中に一番楽しみにしていたのが、弟・ささっちの家を襲撃(笑)すること。今年2月に新居が建ったばかりで、是非是非見せてもらわなくては!と思っていたんですが、火曜日・5日にようやく実現しました。
この家については、彼自身もブログで紹介していますが、これがまた実に彼ららしい、こだわりがたっぷりの家です。ちょっとご紹介しましょう。
ささっち邸があるのは名古屋近郊。三角形の、しかも傾いた土地の上に建つ、建坪15坪のいわゆる狭小住宅です。家が建つ前に土地を案内してもらったことがありますが、そのときには正直なところ「何もわざわざこんな条件の悪い土地を選ばなくても」と感じました。しかし、出来上がってみると、どこかの建築関係の雑誌に載ってしまいそうなオシャレな家になりましたね。
2階に上がってみると、意外に広く感じます。この階には部屋を仕切る壁が全くありません。いわゆるワンフロアで、LDK(居間・食堂・台所)を見通すことができます。この写真は28mm相当の広角レンズで奥行きがやや誇張されている感もありますが、その分を割り引いてもやっぱり広い空間です。6人掛けの大きなダイニングテーブルも、50型のプラズマテレビ(私の背中側でこの写真には写っていませんが)もありますが、ぜんぜん窮屈さは感じません。
さらにその「広さ感」を強調しているのではないかな?と思ったのが、50cmほど下がった段に作られた畳敷きの空間。ここには部屋を仕切るロールスクリーンを設置して、客間としても使えるようにする予定だそうです。今度訪問したときには、是非この部屋に泊めてもらいましょう。
この下にはささっちの愛車・なすび~号が収まるビルトインガレージがあり、上にはロフトがあります。敷地の狭さを、横方向、縦方向それぞれに空間の使い方を工夫してカバーしているんですね。1階には、ビルトインガレージの他に十分なスペースの寝室と水回りが詰まっています。限られたスペースの中に必要なものを確保するやり方は参考になりそうです。
ロフトにはささっち夫妻の作業スペースがあります。最近届いたばかりのiMacも、中央に鎮座しています。一見24型ワイドの液晶ディスプレイが置いてあるだけなのに、その中に本体機能もコンパクトに収まっています。歴代のアップルの製品デザインの中でも秀逸だと思いますね。彼は「まだ慣れてない」と言いつつも、ピザの宅配をネットで注文していました。
私たちが家を建てるときには、「子供が子供部屋に閉じこもらないような家」にしたいと思っていて、そのために家族全員共同の作業スペースを設けることを考えています。発想のスタートはぜんぜん違うのでしょうけど、構造としてはこれに似たようなスタイルになるかもしれません。
いろいろ感想は持ったわけですが、やっぱり一言で表すと「マイホームっていいなぁ」ですね。私たちもがんばらなくては。
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