もうずいぶん前の話になりますが、2006年に槇原敬之がCHEMISTRYに提供した楽曲「約束の場所」の歌詞について、漫画家の松本零士氏が「盗作ではないか」と発言し、これが元になって裁判が続いていました。昨年、松本氏に賠償を命じる判決が出ていましたが、松本氏側は控訴。知的財産高等裁判所で審理が続いていました。
槇原敬之の公式Webサイトによると、このたび両者の間に和解が成立したのだそうです。和解内容についてはそこに引用されていて、文章を読んでも何だかわかったような、わからないような…なんですが、要するに松本氏が陳謝し、「約束の場所」の使用については異議を求めない、という内容です。さらに簡単に言えば、やっぱり槇原敬之の勝ち…ということですね。
この問題が明るみに出た当初から私はそう思っていましたが、この問題が決着するのに、実に3年以上の月日を費やしてしまったわけです。規模の大小はあるのかも知れませんが、どんなケンカでもこじれてしまうと実に大変ですよね。振り上げてしまった拳を下ろす決断をするためには、結構時間がかかります。
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