今年も最後の日曜日。Weekly SSKの更新日です。「毎週日曜日更新」が旗印のWeekly SSKですが、多分に繕ったり、誤魔化したりしながら、一応今年も週に1回のペースでの投稿は続けてきました。今年は、建前通りの日曜日に更新したことの方が少なかったのではないでしょうか。自分で決めたことなのに、何とも情けない限りです。
毎週更新することは、決してあきらめていません。できる限り続けていこうと思っています。まあ、ここで切れてしまうと、思いっきり弛みまくってしまいそうな自分が怖いだけなんですが。
今年は、巷ではいろんな意味で実に大きな変化が起こりました。年明けすぐにアメリカで、夏には日本で政権交代が起こり、これらが影響しながら、これからも私たちの生活にもいろいろと変化を起こしていきそうです。
とりあえず、現在一番気になるのは、民主党が選挙公約の一つとして上げていた「子ども手当」がどのような形で実現するのか、そして本当に高速料金は無料化されていくのか…ですね。どちらも、我が家の日々の生活に直結していくポイントです。もちろん、世界が、日本がこれからどんな姿になっていくのかはとても大事なことなんですが、まずは私たち家族が無事に日々を送らせてもらえないことには始まりません。
政権交代といえば、私の住む静岡県でも、16年ぶりに知事が交代しました。衆議院議員選挙より2ヶ月ほど先だっての選挙で、国での民主党政権の実現に向けて勢いをつけた…という論調で語られたりもしましたが、地元の目線からすると、「政党の選択」という意識はあまりありませんでしたね。だからこそ、衆院選のような地滑り的大差にはならず、激戦になったのでしょう。もちろん、何かを変えたい…という県民の思いが勝った点では、衆院選に大きな影響を与えたはずです。
今年大きな話題となった「事業仕分け」も、静岡県では国に先立って行われました。国の事業仕分けほど派手に切り落としていく感じではなかったようですが、それでも「事業の廃止」と判定されたものがいくつかありました。基本的に前年踏襲…という形(「前年比マイナス○○%」というような、いわゆるシーリング枠が設けられたりもするわけですが)であったお役所の予算の組み立て方が、変わらざるを得ない事態になりました。
これから、国の予算、県の予算の原案が示され、審議され、成立して…という流れの中で、実際に私たちの納める税金の使われ方がどう変わっていくのか、注目していきたいと思います。実は、今年の政権交代の最大の効果は、私たち国民一人ひとりの政治への関心をよみがえらせたことだったりするんですよね。
政治の話は疲れるので(笑)このあたりにしておきましょう。今年を振り返る上で、是非一つ触れておきたいのが、8月11日の早朝に発生した地震のこと。あのときには、「ついに東海地震発生か?」と色めきだったわけですが、結局東海地震との関連はないと発表されました。
静岡県中部では、東名高速の路肩が崩落して、お盆休みのUターンラッシュにも影響を与えるなど、この地域が地震に襲われたときにどうなるのか、一種のシミュレーションになったような気がしています。10日ほどの間に東名高速が仮復旧してしまったのには驚きましたね。ただ、現在でも本格復旧は始まっておらず、現場付近は速度規制も残っています。
12月になってから、もう一度布団の中で揺り起こされることになりました。12月17日頃から、伊豆半島東方沖を震源とする地震が続いています。最初に大きな揺れが来たのが、17日の午後11時45分頃でした。伊東市ではかなりの被害を与えていますが、幸い下田では目立つ被害はありませんでした。現在でも、まだ伊東で震度1程度が観測される弱い揺れが続いています。
最初の1,2日は、仕事中にも揺れたりして、ちょっと落ち着きませんでしたね。一度、河津町の人と電話している途中に、震度3の揺れに襲われたんですが、私が「あっ」と声を上げてしまったのに対して、「…あ、地震ですねぇ」と妙にのんびりしていたのが印象的でした。もともと、数年おきに群発地震が起こるこの地域。地元の皆さんにとっては、これも「結構よくあること」という感覚のようです。
そんな伊豆で、今年は1月から12月までまるまる一年間を過ごしてきました。振り返ってみると、今年もいろいろなところに遊びに行きましたね。1月の爪木崎の水仙に始まって、熱海梅園に南伊豆の菜の花畑、今や2月の伊豆の定番となった河津桜。松崎町の「田んぼをつかった花畑」には、3度も足を運んでしまいました。
5月以降は、去年に引き続いての伊豆暮らし…ということになりますが、伊東の城ヶ崎海岸や伊豆高原に点在するミュージアムめぐりなど、新しくいろいろな場所に行きましたし、一方で去年たっぷり楽しんだ河津バガテル公園には今年も何度も足を運びました。それでも、まだまだ行っていない場所は残っています。伊豆半島は、実に奥が深いです。
伊豆にいて楽しめるのは、伊豆ばかりではない!ということにも気付いた1年でした。8月には、横浜・東京に遊びに行きましたが、目的地までのルートは、浜松から新幹線や東名高速を使って行くのとはひと味違う体験になりました。11月の箱根行きも、伊豆から出発するからこその楽しいドライブでした。どちらも、皆さんが伊豆に遊びに来るときのルートを逆に走っているんですよね。
仕事の都合でやって来た下田なので、今後いつまでいられるのかは正直なところ全くわかりません。それでも、せっかく伊豆暮らしをさせてもらえるチャンスをいただいたので、ここにいる間はとことん楽しみたいと思っています。
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